あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

決めること

2011-02-21 07:06:26 | つれづれ
天気予報では、これから気温が上がると言っていたが、週末から続く曇り空がそう簡単に日差しに隙を見せるとは思えない。そう思いながら電車に乗り込むと、暖房が効いている。

来月の予定がなかなか決められない。本当に仕事のめどが立つのかわからない。ただ、こちらも懸案が一つ消えたので、休みは取れると思う。

ただ、行きたい先の宿は、ちょうど予約が埋まっている。だったら、近くの街でもいいかな。そう、行ければいい。大事なのは「行く」と決めることだ。
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重い腰を

2011-02-20 20:42:29 | つれづれ
天気に負けたわけでもないが、何も手に着かないまま週末が終わってしまう。気持ちは後悔に囚われるが、体は楽だ。そもそも、僕を捕らえているのは「週末は何かしなければもったいない」という固定観念かもしれない。

ただ、時間の使い方はいいとは言えない。そこに「もったいない」という気持ちが生まれてしまうのだ。いっそ、眠ってしまうか、本でも読んでいればと思うものの、気持ちがうまく制御できない。

それでも、そろそろ手を着けていなかったあれこれを片づけ始めなければと思う。そう、今日は一つ片付けたから、落第は免れるだろうか。
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明日は きっとえぇ日

2011-02-19 22:15:52 | 芝居に魅せられる

昨夜の夕方はオペラシティの53階にあるカフェで紅茶とケーキを楽しんでいた。
開場までの時間をここでゆっくり待っていればいいと思っていた。
ある程度の広さがある店内に、お客さんは僕以外に老夫婦が一組だけだった。

それなのに、僕のすぐ脇に次のお客さんがやってきて、静かに過ごしてくれるのなら良かったのだが、結婚式の打合せを始めた。
自分がひとり者だから見、何となく僻んでいたのかもしれないが、イライラしてしまったが、とりあえずヘッドフォンステレオに逃げた。

夜の帳も下り、遠くに見える月を合図にカフェを後にした。

新国立劇場に向かう間、イルミネーションに見入っていたら、親子連れも同じように見入っていた。
小さな女の子は姪と同じくらいだろうか。何にでも好奇心を持っている。

親子連れは初台の街に帰って行き、僕は劇場のエントランスに向かった。そこでは、豪華な花が迎えてくれた。



数分待った後に受付を済ませ劇場に向かうと、「焼肉龍」と彫られた看板が飾られていた。芝居のタイトルは『焼肉ドラゴン』



左下にエピソードが書かれていた。確か、主演の申哲振さんと親交のある著名な彫刻家の方が、この芝居を観て感激して作られた…ということだっただろうか。

劇場内では既に酒盛りが始まっていた。そして、そのまま芝居が始まった。
テレビ放映を観ていて内容がわかっていたからか、息子の時生がトタン屋根の上で語り始めただけで涙が溢れて来た。
内容がわかっていたからそれが多少邪魔することはあったものの、徐々に心を掴まれた。



幕間を迎え、ロビーでマッコリと韓国海苔を味わった。癖のある味だったが、思っていたよりもすんなり味わうことができた。
すると、太鼓とアコーディオンの音が流れてきた。



幕間に休憩が取れず大丈夫なのかと思うが、彼らは楽しそうだった。

小学校6年生の時、友人が引っ越していき、その家に遊びに行った。その後、クラスメイトが彼のことを「ちょーせんじん」と言っていた。
その時は、それがどんな意味なのかはわからなかったが、その言葉に嫌な感じを覚えた。
その後、日本と朝鮮半島との関係を学んでいったが、テレビのグルメ紀行番組で韓国の人が優しく接してくれているのを見て、不思議に思ったりもした。その時は「在日」と呼ばれる人たちのことはあまりわかっていなかったが、その後、「ちょーせんじん」という言葉の意味を知った。在日の人の生活について知ったのは、映画『パッチギ』でだったと思う。ただ、それがどれほどリアルなものなのかはわからないが。

悪辣な環境でも、必死に生きてきた土地を離れ、そして家族が別れていくラストシーンに向かって行くにつれ、涙が止めどなく流れてきた。
お母さんをのせたリヤカーをお父さんが力いっぱい引いて去っていくラストの後、周りの人たちにつられてではあるが、スタンディングオベーションで熱演を讃えた。

真っ赤な目を誰かに見られるのが恥ずかしいから、まっすぐ帰ろうと思った。だが、帰り際に劇場ロビーで見かけたセットの模型を思い出したら、焼肉でなくても何だか煙を浴びたくなり、新宿の思い出横丁に寄った。



キティちゃんの赤いエプロンを着たかわいい女の子に誘われ選んだ店だったが、芋焼酎のお湯割りと煮込み、そしてやきとんに癒された。
彼女は中国から来た娘だろうか。笑顔がかわいかった。


気になるセリフがあった。今朝、録画してあった3年前の舞台の放映を見て確かめた。

トタン屋根に登った息子の所に父が向かう。桜の花びらが散り、錆びついたトタン屋根を染める。
その光景を眺めながら、父は語った。

えぇ春の宵や… えぇ心持や…
こんな日は 明日が信じられる
たとえ昨日がどんなでも
明日は きっとえぇ日になる

今、同じ空の下に住む全ての人の明日が、きっとえぇ日になりますように…

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五反田の前田さん

2011-02-19 11:24:26 | テレビを観る

『スタジオパークからこんにちは』に、劇作家などなどの前田司郎さんが出演するというので、録画しておき、先ほど見た。

以前新国立劇場で彼が書いた『混じりあうこと、消えること』観て、その時のシアタートークで、演出された白井晃さんと、司会の堀尾正明さんとの会話がおもしろく、特に、なぜか堀尾さんに食ってかかっていた(ように見えた)感じが、前田司郎という名前を僕の記憶に刻んだ。その後、彼が脚本を書いたドラマ『お買い物』を観て、彼の魅力を改めて感じた。

スタジオパークでは、生放送ということもあったのか、かなりいろいろ話をして、時間が押しているようだった。住吉美紀さんが前田さんの魅力をうまく引き出していた…なんて、評論家風に書くと偉そうで嫌だが。

その前田さんの新作『迷子』が今夜放送される。設定を読んだだけでも興味をそそられる。 予告編を見ただけで、なんだか心が温まるような感覚を覚えた。 今夜も『デカワンコ』は録画をしておこう。

ところで、『混じりあうこと、消えること』に出演された國村隼さんが、この秋に再び新国立劇場の舞台に立つ。三島由紀夫作の『朱雀家の滅亡』を、演劇監督の宮田慶子さんが演出される。三島さんの本を読んだことがないので、これをきっかけに読んでみようか。

何だかまとまりがなくなってしまったが、ドラマ『迷子』は今夜9時からNHK総合で放送される。

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道案内

2011-02-18 23:11:11 | つれづれ
帰り道は冷たい風がまだ吹いていて、凍みる。

だが、見上げればほんの少し欠けた月が空に浮かび、足下を照らしてくれている。

その月明かりによって作られた自分の陰を頼りに、ようやく家にたどり着いた。

では、おやすみなさい。
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焼肉龍

2011-02-18 18:22:55 | おいしい
今日のお店は、初台の「焼肉龍」…ではなく、新国立劇場の演劇『焼肉ドラゴン』を観に来た。

2008年の初演時には、日本と韓国のいくつもの演劇賞を受賞した。テレビでも何度か放送され、僕はそれを録画して観た。はじめは何の気なしに観ていたが、徐々にその世界に惹き込まれていった。

残念ながら最後列からの観劇となるが、それでも、この小劇場の雰囲気がいい。劇場内に入ると、もう舞台上で宴が行われている。何となく、焼肉の匂いを感じるが、気のせいだろうか。

さて、そろそろ開演だ。では、張り切ってまいりましょう!
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展望カフェ

2011-02-18 16:51:04 | つれづれ
オペラシティに着いたが、まだ時間がある。お茶でも飲もうと店を探すと、53階にカフェがあるので、迷わずそこに向かった。

お客さんはほとんどいなかったこともあり、窓際の席に案内された。空を眺めてみたかったので、ちょうど良かった。新宿御苑、防衛省のその先に、建設中のスカイツリーも見える。今日は風が強いので、空気が澄んでいる。残念ながら、我が家の茶色い瓦屋根は見えないが…

ここでしばしゆったりしたら、今日の目的地である焼肉店に向かおう。
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散歩代わり

2011-02-18 15:03:58 | つれづれ
今日は予定通り昼に職場を後にした。だが、予定通りになると逆に、何もすることがない。

自由が丘で途中下車して、気になっていたお米やさんをのぞいてみたが、まさか米を買って劇場のクロークに預けるのもどうかと思うし、もともとお米を買いたくてきたわけでもない。中から美味しそうな匂いがしてきたものの、声もかけずに次へと向かった。

渋谷で食事をとった後、代々木八幡の駅前でコーヒーを飲んでいる。道すがら、代々木公園の向かいにあるベビー用品店(だと思う)の前を通りかかった。色とりどりのベビーカーを眺めながら、縁のない自分をほんの少し、寂しく思った。
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冷やし雨

2011-02-18 07:54:27 | つれづれ
冷たい雨が降り続く。強い風のせいと、折り畳み傘で済ませようとしたせいで、肩口まで雨に濡れてしまった。

足元も寒い。電車を乗り換えたら、こんな日に限って暖房が利いていない。文句を言いたくもなるが、そのために電車を止めるわけにも行かず、少し身を縮めてみる。

今日は半ドン。今日こそは昼に職場を後にして…と思うが、前回の経験があって、予定の時間までどう過ごすかを全く考えていない。まあ、本一冊あれば何とかなるだろう。
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はっきりしない

2011-02-17 08:10:15 | つれづれ
曇り空の下、いつもと同じ朝を迎えた。ただ、昨夜は夜更かししたため、家を出る時間を遅くした。おかげで、電車を選ぶのに悩み、結局吊革に手をかけている。

丸一日職場を離れると、リズムが乱れる。抱えているものがたくさんあるが、片づけるよりも先に次の荷物がやってくる。体力も、気力も落ちているが、逃げるわけにも行かない。

そんな状態の僕に必要なものはなんだろうかと考えてみても思い浮かばない。とりあえず、無心になってみようと思うが、それも難しい。

ふと、車内を冷たい風が通り、そんなもやもやをほんの少し吹き飛ばしてくれた。
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