熊本熊的日常

日常生活についての雑記

家具を買う

2007年11月03日 | Weblog
自分で探した家での生活が始まって2週間、少しずつ身の回りを整えている。生活にどうしても必要な物というのは思いの外少ない。いまだに日本から送った荷物の半分以上は段ボール箱に入ったままである。とりあえず必要と考えたのはベッドと収納家具である。スーパーのカタログや、不動産屋にもらったカタログを眺めてみたが、実物を見ないことには安心できない。品質やサービスで信頼できそうなのは日系企業だろうという偏見に基づいて、無印良品で購入することにした。

無印良品はロンドン市内に何店舗かあるようだが、自宅からの交通の便が比較的良いTottenham Court Roadの店で、タモ材のベッドと整理ダンス、マットレスを買った。どれも日本で販売されているのと同じ商品だが、価格は5割増くらいである。
タモ材ベッド・ダブル            日本価格 42,000円 英国価格 250ポンド
ポケットコイルスプリングマットレス・ダブル 日本価格 52,500円 英国価格 299ポンド
タモ材チェスト4段ワイド           日本価格 49,999円 英国価格 350ポンド
価格はいずれも税込みである。消費税は日本は5%だが英国は17.5%。それを差し引いてなおどれほどの価格差であるか、興味があれば計算して頂きたい。

10月19日、仕事帰りに店に行き、在庫を確認の上で商品を注文し、10月27日に配達してもらうことにした。配送料は35ポンドである。配達は日にちの指定はできるが時間の指定はできず、到着の1時間前を目安に電話連絡が来るとのことであった。10月22日の夜7時頃、無印から電話があり、チェストの在庫が無いことがわかったので、配達は11月初旬になるという。在庫を確認して注文したはずなのにこの有様だ。確実に配達できる日を尋ね、チェストだけ11月10日に配達してもらうことにした。この事を職場の同僚に話したら、John Lewisという百貨店を薦めてくれた。家具を百貨店で買うという発想はあまり無かったが、薦めに従い11月3日にOxford Streetにある店を訪れた。確かに品数が豊富で価格帯も広く、選択の余地が大きい。ここで書棚を注文した。こちらは、時間に余裕を持たせれば、配送料は無料である。急ぐ必要はないので、配送料が無料となる11月17日の午前中に配達してもらうことにした。

ベッドとマットレスは予定通り10月27日に届いた。素材にはそれなりのこだわりが感じられる商品だが、ねじ穴の位置精度は改善の余地があるのではないかと、ベッドを組み立てながら思った。マットレスカバー、ベッドマット、シーツ、枕、枕カバー、掛け布団などは職場近くのWaitroseというJohn Lewis系のスーパーで買い揃え、そこで買い忘れた掛け布団カバーを近所のASDAで購入した。ベッドが来るまで使っていた寝袋がダウンで、なかなか快適だったので、掛け布団も羽毛布団にした。ベッドの寝心地は快適である。良い買い物だったと満足している。

さて、10日と17日、注文の品は無事に届くだろうか。