熊本熊的日常

日常生活についての雑記

自炊開始

2007年11月18日 | Weblog
先週から自炊を始めた。夜、勤め帰りにスーパーに寄り、食材を買って帰宅する。着替えてすぐに台所に立ち、食事を作って、食べて、後片付けをする。それからパソコンを開いて、メールのチェックをしたり、家計簿をつけ、やれやれと思うと眠くなる。そんな毎日だった。

自炊といっても単純なものだ。オリーブオイルで野菜を炒め、オイスターソースと酢で味をつけるというだけだ。野菜もだいたい決まっていて、玉葱、トマト、各種マッシュルームが基本で、これにアスパラガス、パプリカ、ズッキーニ、ベビーコーンなどが適当に加わる。小エビやベーコンが加わることもある。この野菜炒めを、ご飯と一緒に食べたり、少し水を加えてスープにして、そのスープでエッグ・ヌードルを茹でて食べたりする。ご飯はロンググレインで、それだけで食べると少し難があるが、こうした汁気の多い具を乗せて食べると具合が良い。

最初、登山に使うコッヘルでちびちびと作っていたが、あれこれと食材を増やしていくなかで、容量の限界を感じ、先日購入した直径24センチのシチュー・ポットを使うようになった。容器が大きくなると、加えてみたい具材が増える。その結果、先週一週間で使った食材が、先に述べた通りになったのである。

いつも買い物をする時には、料理が失敗に終わった時に備えて、すぐに食べることのできるものを安全牌として一緒に買っている。幸い、先週は安全牌の出番は無くて済んだ。ちなみに、現在、冷蔵庫の中で待機しているのは、鯖の薫製である。これはなかなかのものである。ほかに朝食用のシリアルやベーグルも常時買い置きがあるし、果物も数種類を常備しているので、食べる物に困ることは無い。

勤めから帰って、料理をするのは時間的には厳しいものがある。しかし、半調理品を加熱して食べるだけの食事には飽きてしまった。また、食べるという行為は生きることそのものと言っても過言ではないほど重要な行為だと思っている。だから、たとえ時間に余裕がなくても、食というものを大切にしたいのである。