今、デジカメはGRの初代機を使っているのだが、今度その3代目が発売されるというので製品説明会に出かけてきた。
今使っているものに不満はなく、それどころかたいへん気に入っているのだが、新しいモデルは外見は同じでもレンズやCCDといった心臓部が刷新されるとのことなので、その変化がどのように体感されるものなのか興味があった。出来上がりの写真は、実際にいろいろな被写体を撮影してみないと違いがわからないが、メーカー側からの30分のプレゼンと実機をさわってみた感じでは、使い勝手が明らかに違う。なによりフォーカスの速さが段違いで、それだけ手ぶれのリスクも低減している。説明会が始まるまでは、どうせたいした違いはないだろうと思っていたのだが、実機に触れて多いに物欲が刺激された。
扱いにくいものを、あれこれ工夫して使うことで刺激されることもあるのだが、勝手がよくなることで、それまではできなかったことができるようになるということもある。その違いはささやかなものかもしれないが、新しい体験ができるというのは、大きな価値だ。
発売は8月5日だそうだが、説明会から帰るときには、いつヨドバシへ行こうかなどと考える自分がいた。
説明会の会場がある銀座から丸ノ内線で池袋に出た。池袋の東急ハンズで、今度の木工教室で使う材料を買うのである。最初の課題であるスツールが先週でほぼ完成し、あとは脚の接地部分の面取りなどわずかな仕上げ作業を残すだけとなったので、次の課題の材料を用意することになったのである。スツールの次はゴミ箱を作る。
今はスーパーのレジ袋を部屋の隅に置いて使っているのだが、さすがにこれはいかがなものかと思っている。もちろん、引っ越してきたときにあちこちの店でいろいろ探してみたのである。殆どはプラスチック製の、いかにもゴミ箱という感じのもので欲しいと思うものがなかった。中に入れるのはゴミでもゴミ箱自体は部屋に置く立派な家具なのだという発想が全く感じられない。ちょっとこだわり系の商品を集めた店にはそれなりのものがあるのだが、価格が高い。指物の素晴らしいゴミ箱もあるが、このレベルになると高いとか安いということを超越した価格になる。そこで、自分で作ることにした。
前回の教室で先生とおおまかな打ち合わせをして、どのような感じの材料を用意するかということまでは決めてある。次は実際の材料を前にして、それをどのように裁断して組むかということを決めて、それに従って加工を始めることになる。
本当は郊外のホームセンターのほうが安くて品数も豊富なのだろうが、住まいの近所にそのような店がない。最も近いのがハンズの池袋店なのである。細長い杉の板材を2枚買い求め、東池袋から都電で庚申塚へ出る。駅のホームに直結している御代家でやきそばとおはぎのセットで腹ごしらえをして、住処に戻った。
ミニマリズムを目指すなどと言いながら、けっこう物欲に正直に生きている。
今使っているものに不満はなく、それどころかたいへん気に入っているのだが、新しいモデルは外見は同じでもレンズやCCDといった心臓部が刷新されるとのことなので、その変化がどのように体感されるものなのか興味があった。出来上がりの写真は、実際にいろいろな被写体を撮影してみないと違いがわからないが、メーカー側からの30分のプレゼンと実機をさわってみた感じでは、使い勝手が明らかに違う。なによりフォーカスの速さが段違いで、それだけ手ぶれのリスクも低減している。説明会が始まるまでは、どうせたいした違いはないだろうと思っていたのだが、実機に触れて多いに物欲が刺激された。
扱いにくいものを、あれこれ工夫して使うことで刺激されることもあるのだが、勝手がよくなることで、それまではできなかったことができるようになるということもある。その違いはささやかなものかもしれないが、新しい体験ができるというのは、大きな価値だ。
発売は8月5日だそうだが、説明会から帰るときには、いつヨドバシへ行こうかなどと考える自分がいた。
説明会の会場がある銀座から丸ノ内線で池袋に出た。池袋の東急ハンズで、今度の木工教室で使う材料を買うのである。最初の課題であるスツールが先週でほぼ完成し、あとは脚の接地部分の面取りなどわずかな仕上げ作業を残すだけとなったので、次の課題の材料を用意することになったのである。スツールの次はゴミ箱を作る。
今はスーパーのレジ袋を部屋の隅に置いて使っているのだが、さすがにこれはいかがなものかと思っている。もちろん、引っ越してきたときにあちこちの店でいろいろ探してみたのである。殆どはプラスチック製の、いかにもゴミ箱という感じのもので欲しいと思うものがなかった。中に入れるのはゴミでもゴミ箱自体は部屋に置く立派な家具なのだという発想が全く感じられない。ちょっとこだわり系の商品を集めた店にはそれなりのものがあるのだが、価格が高い。指物の素晴らしいゴミ箱もあるが、このレベルになると高いとか安いということを超越した価格になる。そこで、自分で作ることにした。
前回の教室で先生とおおまかな打ち合わせをして、どのような感じの材料を用意するかということまでは決めてある。次は実際の材料を前にして、それをどのように裁断して組むかということを決めて、それに従って加工を始めることになる。
本当は郊外のホームセンターのほうが安くて品数も豊富なのだろうが、住まいの近所にそのような店がない。最も近いのがハンズの池袋店なのである。細長い杉の板材を2枚買い求め、東池袋から都電で庚申塚へ出る。駅のホームに直結している御代家でやきそばとおはぎのセットで腹ごしらえをして、住処に戻った。
ミニマリズムを目指すなどと言いながら、けっこう物欲に正直に生きている。