職員採用試験を「中止」=「手間かかる」が理由、日本反発-国連(時事通信) - goo ニュース
戦後長きにわたり、日本国では”国連神話”が広がり、国連無誤謬説の信者まで登場してきました。しかしながら、国連とて人間が作る組織ですので、誤りや欠陥がないはずはありません。本日、手間がかかるとの理由で、国連が職員採用試験を中止するとの報に接し、これを機に、国連の組織を抜本的に見直すべきではないかと思うのです。
国連が民主的な組織ではないことはよく知られており、完全なる民主化が困難である以上、組織の透明性を高めなければ、得体の知れないどこか遠くの組織と見なされ兼ねません。国連の最大の欠陥とは、まさに国際機構としての不透明性にあるのであり、この欠点を是正しないことには、国際社会のみならず、一般の人々からの信頼を得られるはずもありません。不透明性の問題を指摘されていながら、もし、公開の職員採用試験を止めて”縁故採用”に代えるとしますと、欠陥を直すどころか、さらに悪化させることになりましょう。
日本国政府は、自国民の採用が難しくなることを理由に、採用試験中止に反対しているようですが、国連の透明性確保の観点から、組織改革を訴えるべきではなかったかと思うのです。国連に信頼性が伴わなければ、結局は、閉鎖的かつ肥大化した官僚機構を持つ”無用の長物”と化してしまうかもしれないのですから。
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国連が民主的な組織ではないことはよく知られており、完全なる民主化が困難である以上、組織の透明性を高めなければ、得体の知れないどこか遠くの組織と見なされ兼ねません。国連の最大の欠陥とは、まさに国際機構としての不透明性にあるのであり、この欠点を是正しないことには、国際社会のみならず、一般の人々からの信頼を得られるはずもありません。不透明性の問題を指摘されていながら、もし、公開の職員採用試験を止めて”縁故採用”に代えるとしますと、欠陥を直すどころか、さらに悪化させることになりましょう。
日本国政府は、自国民の採用が難しくなることを理由に、採用試験中止に反対しているようですが、国連の透明性確保の観点から、組織改革を訴えるべきではなかったかと思うのです。国連に信頼性が伴わなければ、結局は、閉鎖的かつ肥大化した官僚機構を持つ”無用の長物”と化してしまうかもしれないのですから。
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