万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

小沢ガールズに何も言わないフェミニスト

2010年05月24日 15時30分22秒 | 日本政治
苦しい時の「小沢ガールズ」民主重鎮を応援(読売新聞) - goo ニュース
 ”小沢ガールズ”という存在ほど、不気味なものもないように思うのです。どことなく、オウム真理教を思い起こさせるのですが、フェミニストの人たちが非難しないことも、また不思議なことでもあります。

 そもそも、若い女性とはいえ、一国の国会議員を”ガールズ”という軽々しい言葉で呼ぶこと自体、フェミニストならずとも、一般の国民から見ましても眉を顰めたくなるようなお話です。しかも、”小沢”という一個人の固有名詞がその上に付くのですから、なおさらのことです。これでは、国民の代表ではなく、小沢氏の取り巻きか、民主党の宣伝要員であることを、自ら宣言しているようなものであり、議会制民主主義を否定しているとも受け取られかねません。

 真っ先に口をとがらせて非難しそうなフェミニストが口をつぐむ一方で、国民の多くから顰蹙を買っている”小沢ガールズ”。”小沢ガール”を担ぎ出す状況は、我が国の政治風景をうすら寒くしているように思えるのです。

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コメント (6)
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