無事に終了いたしました。
参加の皆様、
女神山のスタッフの皆様、
今年もアシスタントを務めてくださったまろんさん、
応援してくださった皆様、
そして集結してくれた
見えるもの/見えないもの/
他界した尊き魂たち/自然の精霊/メディスン・アニマルたち
に深く感謝です。
いつも女神山までの一ヶ月は
彼の地を思い、
参加の方のことを思い、
頭痛がするくらいにいろいろなシミュレーションを組み立て
前日にそれを手放します。
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始まる前にこの合宿のために引いたメディスン・カードは、
鹿とカラスでした。
「まなざし」。そして「見えるものと見えないものとの橋渡し」。
このカードの示唆は、見事にそのままとなりました。
当日、皆さんの顔を見て
そして一人一人のプロセスに立ち会いながら
少しずつ場ができていくことを感じました。
身体感覚を確かめ、
触れることから輪郭と内部の動きを感じ、
感覚を取り戻した身体は
外に向かって開かれていきます。
初日は満月。
セッションルームの外の森の木立の中で満月を眺め、
満月のダンス。
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2日目の朝は
森を歩き、
樹と交感し、
土や草や泥を裸足で味わい、
この地球の大地といのちを身体で味わいます。
ダイレクトな「接触」は
この大地の生き物、という原初的な事実を
呼び起こしてくれます。
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午後は死をテーマにしたドラマを
ダンスで行いました。
死は旅立ちであり、
新しきところにいくのだ、ということを
実感することができました。
夜はオギタカさんの演奏で即興ソロ。
そして、メディスンカードで
一人一人のテーマへのサポートをいただき
メディスンアニマルとともに
全員で時に激しく、時に優しく、
今年の「祭り=祀り」を歌い、演奏し、踊ることができました。
この合宿ではワーク外の時間も
歌ったり踊ったりがいつものことですが、
この日の深夜も
とても深く美しいダンスの場に立ち会うことができました。
言葉ではないところで
お互いに交感しあえる。
身体は、さまざま余分な夾雑物を取り払うと
魂そのものであると感じます。
魂同士が触れ合うようなダンスを
今回も見ることができました。
終わってすぐのときには
反省点も多々あるのですが
それも含めて
また来年につなげていきたい
と思います。
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最終セッションで引いたエンジェルカードでは
グループエンジェルに「Responsibility」(責任)
というカードが。
この混迷した世界の状況に対して
一人一人が決意と責任を持って生きて行く、
ということが
今最も大切なことだとひしひしと感じています。
来年はこの合宿の15周年。
それぞれの生活や日常の課題を
ていねいに見つめ、流されず、
この生を楽しみ、
私たちが「肉体を持ったスピリット」として、責任を持って
美しいこの地球の環境と、戦争のない社会を
次世代、もっともっとその先まで
守り、手渡していかれますように。
と強く祈っています。
来年また、参加の方の変化/変容に立ち会えることと思いますが、
今年お会いできなかった方も
ぜひ来年はいらしてください。
ありがとうございました。