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義父のこと。



新幹線での記事入力は挫折。

携帯と悪戦苦闘していたら、いつの間にか寝てしまった。


今日書こうと思ったのは、義父のこと。

歩いて5分で行けるT病院に義父が入院してから4カ月目に入った。

87歳。入院する前から、手足が細くなりつつあったが、入院後はさらに細くなった。

10月15日に病室にて、介護認定の調査を受けた。

春日井市の嘱託調査員が上下ジャージで、春日井市の腕章をつけて現れたそうな。

マークシート方式になっているが、その調査員は、すべての項目について、インタビューしながらノートに状況をメモしていったそうな。

私は現場にいなかったので、後で監督から聞いた話。

15日の本番調査に先立つ数日前、私が、認定調査票を持っていき、義父に、インタビュー調査を行った。

もう昔から、耳が遠いし、目も悪いのだが、認定調査の予行演習では、耳も目も問題ないと答えていた。

彼一流のこだわりなのだろう。

耳が遠いことも、目が悪いことも認めたくないのである。

私が調査員になったつもりで行った認定調査結果では、<要介護2>と出た。

今日、春日井市から<書留>で認定結果が届いた。結果は<要介護1>。

うーん。

どうも、はりきってしまったようだ。

明らかに介護を必要とする状態であるが、調査員という<他人>を前にして、

それほどでもないよ。と見栄を張ってしまった。

小生の20年後のふるまいを、義父の中に見た思いだ。

パジャマも下着も自分一人ではできないのに、調査員が来たら、<うーん、何とか自分でできます>と私も言ってしまいそうだ。

同居していた義父は今年初め、有料老人ホームに行きたいと主張された。

本人の自己決定だから、快く受け入れた。それまでの7年の同居生活では何もトラブルなく平和に暮らしていたのだが、

まあ、本人が家族に迷惑をかけたくないという思いで独立するのを止めることもしなかった。

入居費用がべらぼうに高いわけでもないし、快く送り出した。

それから数か月後に、入院。

これから、義父は、終の棲家としてどこを選ぶのであろう。

①入院をこのまま継続することもできる。

②有料老人ホームに戻ることもできる。

③我が家に戻ることもできる。


今最も困っているのは、ステントを入れた現在でも、時々、食道に<ものが詰まること>だ。






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