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何の風情もありません。

http://www.ichimai-no-hagaki.jp/story.html

この夏、最も楽しみにしていた映画が封切られた。

全国的に封切られるのは、13日(土)。

名古屋も13日。

この映画を多くの人に観てほしいという、原作・脚本・監督をつとめた方の強い要望により、値下げされる。この映画を象徴する一つの文章がある。

<今日はお祭りですが、あなたがいらっしゃらないので、何の風情もありません。 友子>

一枚のハガキの文面だ。

主人公は、トヨエツと大竹しのぶ。

 

13日に、うちの監督を誘って、観に行こうと思う。

映画好きなので、断ってはこないだろう。

わりとよく、昨日テレビで観た映画の話をしてくれる。

わりとよく、怖かった夢の話をしてくれる。

私も対抗して夢の話をしたいが、これだけ原稿に追われ続けていても、怖い夢も怖くない夢も観たことがない。

よほど記憶力がないのか、おめでたい人間なのか。あるいは、両方なのか・・・。

 

2005年夏に、1枚のハガキの監督と対談した。

残念ながら、マスコミは1社も来ていなかった。

この対談の証人は、その監督のマネージャーさんとビデオ撮影をボランティアでしてくれたTさんのみ。

その対談の時にも、戦争の映画を作りたいんだが、寄付が集まらないのでできるかどうか・・・とお話しになっていた。そして、その映画で、引退したいとおっしゃっていた。

 

その監督は、現在99歳。音羽さんに先立たれ、一人暮らし。現在は車いすの生活をされている。お孫さんが身の回りの世話をなさっている。

その監督は、『午後の遺言状』についてのあるシーンに関する私の解釈について、こうおっしゃった。

あなたのその解釈は、深読みかもしれませんね。私は、その時に、<そう思った通りに>演出しただけですから、と。

 

2005年夏にお目にかかることができたのは、新藤兼人監督のいらっしゃる<近代映画協会>に小生が送った1枚の葉書。

そうだ!!

この夏、再び、一枚のはがきを送ってみよう!

 

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      昨日のアルコール

        350cc の発泡酒

        マッコリ 1杯

   

   今朝の血圧

        右・・・ 160-97-96

        左・・・ 142-99-83   

 

 

 

 

 

 

 

 

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