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都市の比較。スウェーデンと日本。

昨日締め切りの原稿に苦しんでいる。

完成度68%。

これを今日中に100%まで持って行けるか?

行けそうにもない。

 

どうするか?

扱う予定であった<論文の構成要素>をカットするしかない。

全体として<小ぶりな論文に>なってしまうが、

見方によっては、スマートな<論点を絞り込んだ研究>に見えないこともない。

違うか?

 

スウェーデンの基礎自治体であるコミューンの<市としての性能>を図る指標が2007年に、

スウェーデン・コミューン・ランスティング連合会(SKL)によって開発された。

全部で39項目の指標から構成される。

開発された当時は、コミューンの参加率がとても低くそのため認知度が低かった。

それが2014年現在では、225のコミューンが参加する指標にまで<成長した>

市がスウェーデンには290あるので、参加率は80%に満たない。

 

KKiK という。

恥ずかしながら、今年1月末に小生が実行委員長になって開催した<国際シンポ>での発表

を聞くまで、その優れものの社会指標を知らなかった。

 

もう一つ、恥ずかしながら、自分自身が1995年に公表した研究のこともすっかり忘れていた。

それは、当時の政令指定都市12市と東京都区部を相互に比較できる<QOL社会指標>

QOLを生命の質、生活の質、人生の質の3次元に分け、各次元を構成する社会指標を考案した。

全部で65項目から構成される。

 

昨日になって、<突然、20年前の研究を思い出した>

思い出したのはいいが、そのファイルを見つけることができなかった。

当時、名古屋都市センターで委員会が設けられ、その委員会の中で、

QOL社会指標の案を紹介しながら研究した記憶があった。

その名古屋都市センターの機関誌『アーバン・アドバンス』に論文を載せってもらった記憶がある。

 

アドバンスがどこにアルザンス?

それが、すぐに見つかったのでR.

<捨てないライフスタイル>が昨日ばかりは、プラスに働いた。

研究室の本棚の一番下に埃まみれで 8 冊ほど立てかけてあった。

全部同じ No.6 

今もその雑誌は発行されていて、送っていただいている。

 

それにしても、KKiK に焦点を当て論文を書くことに決めた時、20年前の自分の研究を

思い出せなかったのは何故か。

 

<どうかしてるぜ!> 

 

 今日は、研究室にこもって、連載原稿を<書き上げ・かき揚げ>ました。たった11枚をたった数分前に、

  編集の A 様に送りました。

  先ほど同僚から呼ばれてお茶を30分ほどしていたので、間に合うかヒヤヒヤしましたが、何とか編集の

  方に届けることができて、ほっとしています。

  4枚ほど関連分野のことを書いていましたが、<スリム化>のために、バッサリ、カット。

  キット、第46回目の原稿(9月25日頃締切)に組み込むことになるでしょう。

 

 

 

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