昨夜、22時まで私の部屋で彼とお話できました。楽しかったんです。 彼の提案でホテルの近くのデパートの、8階の一番大きなフロアのレストランに行きました。……あまり外食はしない、行くとしたらY家くらいだという彼ですから、彼の意見に従いました。グルメとは縁のない私ですから、もうどこだってよかったんです。 彼はお酒は飲んではいけないので、私だけビールで、近況報告と友人たちのこ . . . 本文を読む
facebookは、誕生日を最初に登録させているので、友人になった人たちの誕生日を、こちらが気づくのではなくて、自動的にお知らせしてくれる、有り難いけれども、いささかお節介なシステムになっています。 だから、友だちにはなってみたものの、わざわざ「おめでとう」と声をかけるのも、気が引けるような相手だったら、わかっているけれども、おめでとうのメッセージは控えよう、という時があります。というか、ほとん . . . 本文を読む
こちらに行かせてもらったのは、1985年の11月23日だったそうです。 この頃は、特に孔子さんが好きというのではありませんでした。ただ、湯島の聖堂は、幕府の学問所の最高峰があり、ここに御家人さんやいろんな人が学び、その学んだことを実践していく、そういう場だったのだなという知識はあったでしょうか。 幕府を支える学問とは、儒学や朱子学というものだったのでしょうか。そこからいろんな学派・系統があったと . . . 本文を読む
新潟でコツコツ仕事をしていた友人が亡くなったそうです。本人から聞かせてもらった訳ではないけれど、彼とはフェイスブック友だちで、うすーいつながりでした。メッセージも書いたことがあったんですけど、彼から返事はありませんでした。見てもらってたのかどうか……。友だちにしてもらったのに。 まあ、仕事をしていることは確かなので、そのうちにメッセージでも送ろうかとフエイスブックを見 . . . 本文を読む
帰りの車でAMのラジオを聴きました。世界は大変なのだなとつくづく思います。南アフリカではワクチンの効果を失わせる変異株が発見される。 イギリス政府は早速対応策を決めたということですが、南アフリカから直接つながることがないようにだけして、あとは様子見の日本政府、いつワクチン接種80%と自慢している壁が破られるのかどうか、誰も分からないのだから、日本にあるだけの知恵を結集して対応してほしいんだけど、 . . . 本文を読む
80年代、大学の映画の上映サークルをやっていました。私はチャランポランの映像技師で、もちろん主体性のないホイホイ野郎でした。 サークルの核になる子には、ちゃんとやりたい映画があったみたいで、それが柳町光男監督の「十九歳の地図」でした。たぶん三巻か四巻かあったのだと思います。必死になって切り替えてたり、あまりに機械操作に必死になり過ぎて、作品はよくは憶えてないけど、とにかく私がやらねばなりませんで . . . 本文を読む
イーグルスの「ロング・ロード・アウト・オブ・エデン」を買ってから、もう十年以上経過しているんですね。あっという間だった。 久しぶりのイーグルスの新作、しかも二枚組ということで、嬉々として輸入盤を買ったんですよ。歌詞カードは要らなかった。当時としては珍しいこだわりの紙ジャケットCDでした! いつも頑張ってるドン・ヘンリーさんよりも、ジョー・ウォルシュさんの曲が気に入るのはいつものことだったけれど、 . . . 本文を読む
大学の1年の頃、勉強はしない、レポートも書かない、女の子の近くに行きたいけど行けない。カッコイイ生活をしたいのに、それはもともとできない。クラブはずっとやらなかった人間でしたので、それもやってなかった。今から思うと、何だかもったいない生活を送っていました。 もっと何かに打ち込んだらよかったのに、打ち込む「何か」がわかりませんでした。とんでもない文系学生でした。 もっと日本各地を旅してみるとか、い . . . 本文を読む
ボクと彼女は、ずーっと行動を一緒にして、上高地に行きました。すごかった。初の快挙! できれば一泊旅行とも考えたけれど、それはかなわなかった。また、秋のふとした一日でも、野山へ出かけることにします。 まだ真っ暗の松本電鉄の新島々でバスに乗り込んだはいいものの、トイレに行きたくなって、ちょっと待ってくださいとかなんとか言って、彼女を心配させてしまったこともありました。…… . . . 本文を読む
★ 画像の二つとも借り物です。申し訳ありません。 ボクと弟は親戚の家でヒマを持て余していました。どこに行く当てもなく、お金もそんなになくて、従兄の人たちがどこかへ連れてってやろう、というのを待ち続けていました。そういう主体性のなさが自分でも嫌になってたんだと思います。 小さい子どもなら、虫取りとか、海に遊びに行くとか、そんなことをしたでしょう。でも、ボクたちはそれなりの年齢でした。私は二十歳、弟は . . . 本文を読む
今年の梨のシーズンは、もう終わった感じです。今も産直などには出ているけれど、安くておいしい、次から次と食べてもいつでも食べられるみたいな、あの安心感のある梨ではありません。一つが250円くらいするようでは、とても食べる気になりません。何だか恐る恐る食べなくてはならない。 今年は、幸水・豊水・なんとか水、あれこれ選んで食べるということもありませんでした。不作だったのかな。うちの子は梨が好きでしたけ . . . 本文を読む
エイトマンといえば、それはもうボクの中では、香川の友人と決まっています。宴会では、「さあ、オイドン、エイトマンやろか!」とみんなに言われ、仕方なく彼は四年間エイトマンの踊りを披露し、ボクが結婚した時の二次会で、わざわざ大阪の梅田でも、披露してくれました。 自分の結婚式ではやらなかったけれど、エイトマンといえば彼しかいなかった。 踊りは、彼が考案したものだったのか、どこかで教えてもらったのか、主題 . . . 本文を読む
昔、電車通勤でした。ものすごく昔。阪急に乗ってました。30分くらいだったか。ものすごく長い時間乗ってる気がしました。駅に着いたら、解放されちゃって、つい公園の中を歩いていきたくなりました。公園にはどういうわけかユーカリの木が植えられていて、雨が降った日の翌日など、ユーカリの実なのか、それらが落ちて独特の匂いをさせていました。 まさか、年がら年中実をつけてるわけではないから、たまたまそういう日もあ . . . 本文を読む
もう四十数年の友だちが金沢に住んでいます。兼六園からも近く、川のすぐそばの昔からの集落の、道路が城下町風の、区画整理されていないゴチャゴチャとしたところに、彼のおうちはあります。 十何年前、彼のおうちを初めて訪ねた時、ご両親がおられて、彼はご両親の介護をしていました。学生時代から、一人っ子だし、共働きのご両親のお世話をいつかはしなければならないのだと彼は思っていたし、ご両親もそれを期待されてたみ . . . 本文を読む
1978年の6月、ボクはこの本を買っています。どうしてアメリカ文学なの? という感じですけど、短編ならホイホイ読めると思ったらしいのです。活字に飢えてただろうし、文学的なものを何でもいいから手に入れようとしたのかな。それとも、英語の宿題として読まされたんだろうか。違うと思うんだけど、とにかく、それからしばらくこの本と行動を共にしていたようです。 二百数十ページほどなので、読める人なら半日・1日で . . . 本文を読む