お昼前に、ほんの少しぎっくり腰になりました。どこにも移動できないから、寝たきりか、何かに寄っかかって座るかでした。そんなですから、ハードディスクの何かを見てみることにしました。 何日か前にNHK-BSでやってた「友だちのうちはどこ?」を見ることにしました。初めて見る映画でした。でも、キアロスタミ監督の映画を一度は見てみたいと思って、自分で予約して録ったものでした。 青い扉の向こうで子どもたちの声 . . . 本文を読む
不覚にも、youtubeで東映の映画を一本見てしまいました。ああ、何たることでしょう。……このヒマジンジジイめ! 殿さま弥次喜多シリーズは全部で三作あるそうです。わたしがyoutubeで見たのはその第一作ということらしく、キネマ旬報によると二作目の「捕物道中」というのがおもしろいそうですが、パソコンの小さな画面を見ながら、イアホンで音も拾って見ることができて、何だか面 . . . 本文を読む
今日はお休みでした。それでBSで「42」という映画を見ました。 「42」番というのは、MLB(メジャーリーグ)のすべてのチームで永久欠番になっています。そして、4月15日には、すべてのチームのすべての選手がこの番号をつけて試合をする日になっていて、「ジャッキー・ロビンソン・デー」というそうです。ものすごく徹底しているけど、そんなにしてみんなが胸に刻む日であるらしいのです。 たぶん、小さな子どもな . . . 本文を読む
「バグダッド・カフェ」という映画を奥さんが録ってくれてたので、昨日初めて見てみました。 有名な映画なんですけど、私は見たことがありませんでした。監督のパーシー・アドロンさんは当時は西ドイツの映画監督さんでした。 この映画ができた時には、西ドイツの映画作品だったんですね。それから1989年の東西ドイツの統一がありました。あれから30年以上経過したけれど、世界は混沌してしまいましたね。いくら嘆いても . . . 本文を読む
古い切符です。付き合って1年の彼女と新宿文化2という劇場で見ました。日付はいつなのか、調べないとわかりません。たぶん、秋じゃないかな。 ヒロインのナスターシャ・キンスキーさんは、この時は驚くくらいの美しさでした。こんな、ただキレイなだけじゃなくて、気が強そうで、意志のある、断固としたものを感じさせる女優さんって、初めて見る感じでした。ただキレイなだけじゃないのです。 それからしばらくしたら、ヘル . . . 本文を読む
今から47年前に作られた映画でした。製作は有名なディノ・デ・ラウレンテスというイタリアの人でしたか。息子さんも手伝ってあれこれしたそうですが、ウィキペディアには、息子さんがヒロイン役に新人のメリル・ストリープさんを連れてきたら、お父さんは「どうしてあんな女を連れてきたのか」と気に食わなかったそうです。 確かに、当時ははかなさはあっただろうけど、華やかさはなかったかもしれません。少しずつストリープ . . . 本文を読む
先週の土曜日(1/28)、タモリさんが足利を訪ねたときの番組をやっていました。何だか、タモリさんが観光案内のお先棒(さきぼう)を担がされてるみたいで、少しかわいそうな気がしてしまった。 珍しいところに連れてってくれるから、まあいいようなものの、それでも、ずっとやってると、また「いいとも」の時みたいに、イヤになってしまわないか、それが心配です。日本に訪ねるところはまだまだたくさんある気はするんだけ . . . 本文を読む
フェリーニさんの『甘い生活』1960という映画のラストのところです。海辺に変てこな、イカなのか、エイなのか、よくわからない巨大な漂流物が打ち上げられています。風が吹いています。真冬ではないけど、そんなに暖かでもない感じです。 マストロヤンニさんたちは、仲間のお屋敷で徹夜のパーティーをして、無精ひげは生えているし、頭もボンヤリしていたことでしょう。 どうして、みんなで浜辺に行こうと思ったんだったか . . . 本文を読む
ストップモーション短編アニメ「劇場版ごん GON, THE LITTLE FOX」がNHKでお正月の2日に放映されました。私は録画してもらって、3日にやっと見ることができました。30分の作品ですし、内容はだれもが知っているし、たいていの人たちが知っています。小学校の教科書に採用されている作品なのでした。 あれ、私は学校でちゃんと教わった記憶がないなあと考えてみたら、1956年から小学校の教科書で . . . 本文を読む
実は、映画は見ていません。ワイダ監督作品は80年代は真面目に見ていました。そこに何かを感じていたつもりです。 それから、30年以上経過しましたけど、すっかり忘れていました。 2007年に「カティンの森」という作品を発表した、というのも知ってたかもしれません。でも、見たいとは思いませんでした。もうないことにしたかったのかもしれません。よそ事としてとらえていたのでしょう(岩波ホールは三重県にはありま . . . 本文を読む
VHSのテープはうちのどこかにあります。でも、見ていなかった。もちろん映画館でも見たことはありませんでした。 ジョン・グッドマンというぽってりした顔と体格の俳優さんがベーブ・ルースを演じました。何度かバットを振って打球を飛ばすシーンが映し出されますが、あの弾道・あの角度でホームランになるんだろうか、という映像でした。 でも、そういう角度の打球がホームランになる、不思議な選手ではあったのかもしれま . . . 本文を読む
月曜から、深夜にNHKのEテレで「TAROMAN」という五分だけの特撮番組がオンエアされています。今週はあと三回、来週にも五回で、計十回あるそうです。まだ二本しか見ていませんが、なかなかのインパクトで、本格的な特撮風であること(ちゃんとセットも組んでいるようです。CGも少しだけ使っているでしょうか、でも、もっとアナログな感じ)、復活したTAROMANを評論家が最後にコメントする形、テーマ曲があり . . . 本文を読む
朝ドラの「ちむどんどん」は、脚本が浅い。薄っぺらい。 というのは、うちの奥さんのコメントです。 確かに、「ねっ、みんなで海に行こうよ」だなんて、徹夜明けに飯豊まりえちゃんが提案するところを先日見ましたけど、それはなあ、あまりにも定番すぎるんじゃないの? と、心配になりました。 波打ち際でいい大人たちが服が濡れそうになりながら戯れてたけど、役者さんたちもイマイチ乗れないなあと思いつつ、戯れるシーン . . . 本文を読む
「ローマの休日」(1953)、「スパルタカス」(1960)「パピヨン」(1972)、これらの映画作品に関連性があるとは知りませんでした。映画というのは総合芸術だから、一人の力で出来上がるものではないけど、脚本家のドルトン・トランボさんという人が、大きく関わり、その実績によって今も私たちはこれらの作品を楽しめてたなんて、うっかりしていました。 でも、どうしてドルトン・トランボさんなんだろう。何かの . . . 本文を読む
リドリー・スコット監督の「ブラック・レイン」を録画して、細切れに見て、やっと今朝見終わりました。何かをしながらですし、集中して見たわけではないので、見落とした部分はたくさんあります。 これを保存するかどうか、少し心が揺れます。ディスクに保存するべきか、それとももう消してしまうのか、どちらかというと、消してしまえという気持ちになっています。 保存しておきたいのは、高倉健さんが出ていたから、です。健 . . . 本文を読む