
今朝は台風が近づいているせいか、セミたちもゆっくりと起きたようです。最近はずっと五時起きでやっていたのに、「何だか湿気があるぞ、スカッとしないぜ」と言いながらの、ゆっくりした朝でした。
セミたちは六時過ぎから、それぞれ個別に鳴いています。もう少ししたら、みんなが集まるところに集結するのかもしれないけど、うちのセミは、七時前の今、鳴き始めました。
台風が八丈島あたりから左折して、紀伊半島に上陸するそうです。
雨も風もすごいはずだから、今日一日やれることをやろうと思います。

NHK津放送局の契約キャスターさんという方と、ほんの少しだけ話をさせてもらいました。物覚えの悪い私が、その人の苗字をすでに知っていました。「ほっとイブニングみえ」という夕方の番組で見たことがあったからです。
以前、この番組で活躍していた人を最近見なくなったなあと思っていたら、なんと今は仙台の方に行ってしまったそうで、だったら彼女はNHKの社員かと、あれこれ調べてみましたが、どうやら「契約キャスター」という肩書になっていました。
そうか、契約キャスターというフリーのアナウンサーとしてNHKに出ていたんですね。そして、兵庫県出身の彼女は、三重に行かされ、それから仙台に行った。各地を転々としてキャリアを積んでいくのかな。何だか複雑な気分です。
地方局にいたとしても、少しずつ上がっていく人がいる。たとえば、杉浦友紀さん。愛知県岡崎市出身の彼女は、大学を出てNHKに入り、福井・名古屋・東京と進出していきました。やがてはNHKを背負う大事な人材だと私なんかは思っています。
一方で、関西から三重、三重から仙台へ地方局を転々とする契約のアナウンサーがいる。この人たちは決して中央につながることはなく、ずっと地方で働く。年を取ってきたら、契約ストップにする。何だか複雑な気分です。こんなことがあっていいのか。
だから、彼女たちはあれこれと頑張るのでしょう。いろんなチャンスを見つけるために。
同じ画面に出ていても、社員であったり、契約であったり、タレントとして出ていたり、世の中はいろいろな色分けをしているんですね。テレビの世界でもそうなんだ。
★ というところまで書いて、昨日はストップしていました。
今朝は、台風も抜けていきましたが、時折雨が降ったり、まだ不安定な天気はつづくようです。
それで、最近たまたま出会ったNHK津の契約キャスターさん。この人は、三重県出身だそうです。たぶん、これから何かチャンスが来るんだろうか。テレビのお仕事を地道にやっていくんだろうけど、ある意味飼い殺しのシステム、何とかしてほしいなと思いました。
どうして世の中全体が、人を使い捨てにしてもいいというシステムになったんだろう。これを決めた人たちはやすやすと自らも、そのお子さんたちも同じような地位を得られているのに、どうしてこんな格差社会なんだろう。
マスコミの世界でも、格差がある。私たちの世界にも格差はある。それは仕方がないことなんだろうけど、そういうのが関係のない世界で生きていきたいけど、そういう世界はどこにもないし、暗澹たる気持ちです。
格差は存在する。せめて、みんなが納得のできる社会、安心して暮らせる社会システム、そういうのをみんなで考えていかなくてはならないと思うのです。
さて、どうしたらいいんだろう。まずは、非正規の人の保障ですね。病気になっても、仕事ができなくなっても、次のチャンスがちゃんと設定される社会にならないことには。