ついこの間、雨の日に近江八幡に行きました。傘も忘れて、向こうで300円で傘を買わなきゃいけないくらいに、雨は降ってました。お腹を突き出して歩いているし、腕も降って歩いているから、お腹も腕も雨に濡れて、布の靴は水を通してズブズブで、駅から一時間ほどで日牟禮八幡宮まで歩きました。晴れてたら、帰りも歩くのはOKだったのだけれど、雨で気力はなくなってしまった。
私は何をしにここまでやってきたんだろうな。
とりあえず18キップを10日までに使い切らなくちゃいけないし、遠くには行けないし、往復10時間も可能ではあるのだけれど、電車ばかり乗っていると、少し疲れても来るし、近江八幡にしたんです。
最近は、あまりこちらに来てなかったので、久しぶりにどうなったかなという気持ちもありました。
メンタム資料館前に、メンタム飛び出し君がいました。ちゃんとMのはちまきをしているのが気に入りました。着ている天使みたいな服は何だろう。頭に着けてる羽があるから、やはり天使なのかもしれない。そういうキャラだったんですね。改めて見直しました。いいですね!
街道の資料館みたいなところには、商人の町の雰囲気を見せてる飛び出し君。余裕があれば、資料館とかにも入ってみたんですけど、余裕はありませんでした。
足元がズブズブになると、何もかもイヤになってしまって、何かを落ち着いてやろうという気持ちが一切なくなってしまうから不思議です。
そう、もう「早くおうちに帰りたい」という気持ちしかなかったんでした。
お肉屋さんの飛び出し君。おもしろいけど、一人でおもしろがっても何にもならなくて、さっさと帰ってきたんです。
せっかく、近江八幡に出かけて、バームクーヘンとガトーショコラ(大阪でも買えるけど、一応タネヤさんの本店で買うという目的を設定したんです)を買い、日野菜と刻んだすぐきみたいな漬け物を買っただけでした。
1 冬の雨若冲錦の織物に
(展示会で一つ買いなさいと勧められた。もちろん買わなかった! ほんの小さな織物に一ヶ月以上かかるし、ものすごく細い糸で織り込んであるし、十数万円だそうで、残念ながら私には縁はなかった。職人さんもいろんな図柄を求めて、若冲さんにチャレンジしたんでしょう。その心意気はいいのですけど、私はそういうのを飾るスペースもないし、ゴメンナサイでした)
2 誇らしく帰る生徒ら冬の雨
(観光地に向かう私と正反対の生徒たちの群れがありました。お昼過ぎに友だちと駅まで帰る道のり、雨が降ってても何ということはなかったのでしょう。誰かが一緒にいてくれるだけで、つまらないことでも楽しくなるなんて、有り難いもんだと思います)
3 冬の雨飛び出し君に傘はなし
(何だか当たり前のことしか書けませんね。いつものことながら……)
4 みどりの電車寒さを照らしている
(乗り継ぎはうまくできて、そんなに寒さを感じることもなく、スイスイと3時間ほど乗せてもらいました。貴生川で少し待たされたかな)