奥さんのお友だちのナンバーワンの映画が「道 la strada」(1954)なんだそうです。というわけで、ハードディスクはいっぱいなのに、彼女はBSの映画を録画していました。見終わった後で、「暗い気分」とか言ってました。うちの奥さんは見たことがなかったんだろうか。たぶん、見たと思うんだけどな……。 妻も分かってるし、「暗い」と切り捨てる映画ではありませんでした。これで . . . 本文を読む
先生、三重県の私です。先日、メールさせていただいたんですけど、先生んちに今から行かせてもらっていいですか。 玄関先か、どこかそのあたりでいいんですけど、お忙しいと思いますので、チラッとでも、ほんの一瞬でいいので、今から行かせていただいていいですか? えっ、うん、大丈夫やけどな。南海電車に乗ってな、高野線から……に乗って、××で降りて、そこから歩 . . . 本文を読む
高三の担任の先生は、今年85歳なんだそうです。担任をしていただいただけではなく、高校の先輩でもありました。うちの高校では、「……期」の卒業生というくくりで、405名がまるで一つの何かのようにまとめられることがあり、「……期」はこんなだったと語られ、くくられ、本人たちも少しは独自性を出したくて、あれこれ努力するという傾向があったのかもしれませ . . . 本文を読む
週末、大阪の実家に行きました。今朝の朝ごはんなんか、すごかった。 朝から焼き肉カルビを食べなさいと、食べさせられて、お腹いっぱいになりました。お昼ごはんにとオニギリも持たせられましたけど、とても食べられる気がしなくて、とうとう家に帰るまで、何も食べないで済みました。もう少し母も加減してくれたらいいのに、熱烈歓迎で困ってしまいます。 妻は、「もういらない」とキッパリ言いなさい! と言うんですけど、 . . . 本文を読む
雲は冴え冴えとしている、そういう時もあるけど、気温はそれほど下がってはいません。あと1ヶ月ほどしたら、寒い季節がやってくるのでしょう。 今はまだ、そのとっかかりの冬です。 この木の向こうには、同じように夕日を眺めている人がいるんでしょう。そうです。ボクらは友だちです。たとえ、出会ったことはなかったとしても。 ぼんやり空を見てても、友だちにはなれないけど、木の向こうに誰かがいると思えたら、もう通じ . . . 本文を読む
当時は何も知らなかったけれど、監督のエリア・カザンという人は、順調な人生ではなかったみたいで、あれこれと苦労しながら映画作りをしてきたんだそうです。 とりあえず、1982年の私に聞いてみます。 ウォーレン・ビーティって、初めて見ました。ナタリー・ウッドは見たことあります。 お話としては、女の子とちゃんと付き合っているのに、他にも好きな子ができて、前の彼女と会わなくなって、そのまま学校を卒業してし . . . 本文を読む
先日も、ポツンと一軒家を何かの拍子で見ました。どこだったかも忘れてしまった。でも、とにかく山奥で、実はここは昔集落だったということでした。おうちの住人は三人だけで、夫婦と27の息子さんとで住んでいるということでした。 そのおうちのすごいのは、捨て猫がどんどん集まってきて、現在では11匹もいるということでした。人間よりもネコたちの方が多かった。そして、ネコたちはおうちに入れてもらえないようでした。 . . . 本文を読む
あちらこちらから引用させてもらって、無理無理に自分の古い日記を再生しようと思います。先ずは、映画の一番最後のところから、 Splendor in the Grass(草原の輝き) by William WordsworthThough nothing can bring back the hour of splendor in the grass, 草原の輝き 花の栄光of glory in . . . 本文を読む
今年の夏ごろ、やたらオバケ気分だったんです。 そして、私たちの心の中にも、お化けみたいなのはいる。 それを知らんぷりして、気づかないままに、とんでもないことをしている。 私は、ものすごいボケボケおやじと一緒に暮らしていて、本当にイヤになります。怒りたい気持ちもあるのですけど、すべて私がしたことですので、「ああ、なんでこんなことするの……」と悲しくなるだけです。 中古の . . . 本文を読む
本気で「おーいお茶大賞」狙っているんですけど、なかなか、難しいだろうな。でも、とりあえず、最近少しだけ自分をそぎ落とすことを念頭に入れて五七五しています。1 哲さんに人知れず泣く冬の夜(12/8) おととい、中村哲さんは無言の帰国をされました。いつか、こんなこともあるだろうと思いつつも、まさか自分のような存在が、こんなめに遭うとはと、ご本人も残念だし、アフガニスタンの人々も悔しかったことでしょう . . . 本文を読む
チェ・ゲバラという人がいました。私は別に彼のことを詳しく知っているわけではありません。今まで、どこかで、彼の肖像・イラストに出会っていて、いろんな人が彼について憧れと哀しみとをもって語るのを目にしてきました。 とても象徴的な存在でした。亡くなってから五十年以上経過していますが、彼は今も自由と民主主義のヒーローの一人でしょう。キング牧師さんとか、ガンジーさんとか、劉暁波さんとか、ネルソン・マンデラ . . . 本文を読む
1 秋日和カナダ代表ボランティア(10/15) 今年の秋、台風もあったけれど、ワールドカップラクビーもありました。日本代表が本当に頑張ってくれて、楽しかったなあ。四年前も楽しかったはずだし、南アフリカに勝った時、うれしかったはずなんですけど、手帳にも書いてありませんでした。 今年は日本で開催だったから、ものすごく身近に感じられたんだろうな。アイルランド、スコットランドに勝てた時、うれしかったですよ . . . 本文を読む
近ごろ、小さいころ返りをしていて、何かを描こうとすると、小さい時のテーマであったヒーローものを描いてしまいます。 それは手本も見なくて、いい加減に描いてしまえるから、わりとそのままの流れにまかせて描いてしまう。 でも、この馬はどうしたというんでしょう。 私は、坂本繁二郎さんの馬の絵は好きだけれど、急にどうして馬なのか。 動物は前から描きたいとは思っていました。もう二十年以上前かなあ。アサヒグラフ . . . 本文を読む
例によって早起きしました。今はまだ耐えられるから、もう起きてしまいました。もう少し寒くなったら、布団の中で縮こまっていられるのかな、いや、それも危ないです。近ごろ急速に老化しているから、「ああ、寝れない」と怒りだして、外に飛び出るかもしれない。そしたら、急に寒いところに出て倒れるかもしれない。短気は損気なんですけど、ものすごく短気にもなっています。 さて、「おーいお茶」に向かって、俳句を作らなく . . . 本文を読む
ルパンの五右衛門役の井上真樹夫さんがお亡くなりになりました。その仲間役の次元大介を担当している小林清志さんは、テレビシリーズの最初から唯一の生き残りなんだそうです(あれ、フジコチャンはずっと同じ人なんだろうか)。その小林さんが「もうしばらく次元役をやってみる」、とヤフーニュースに出ていました。 小林さんは86歳で、いろいろされてきたと思うんですが、スペクトルマンの敵役・宇宙猿人ゴリを担当されてま . . . 本文を読む