リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

みんなお正月なのにこっちはまだ大晦日

2013年12月31日 | 日々の風の吹くまま
とうとう大晦日。もっとも、起きる頃には世界の半分がとっくに来年になっているから、テレビ
をつけると、新年を祝う花火のシーンばっかりで、まあ、どうぞお先に~という気分。アイス
ストームで大規模停電が起きていたトロント周辺はどうやらほぼ復旧したようだけど、今度
はマニトバ州で大寒波。ウィニペグでは「ウィンターペグ」というあだ名に恥じない体感温度
マイナス50度!北極の方が暖かだったりして・・・。

バンクーバーは気温5、6度で、まあまあの大晦日。まずはシャンペンを冷蔵庫に入れて、
ぼちぼちと仕事をしながら、ぼちぼちと元旦のご馳走の下ごしらえ。小さな冷凍あわび2個、
大根や昆布と一緒にスロークッカーで煮てみたけど、これで何を作ろうかなあ。紀文の紅白
板かまぼこもフリーザーから出したし、子持ち昆布も出した。Hマートで思い切って1パック
買って来たうずらの卵、はて、どうしたものか。ころころと茹でて、それからどうするのか、こ
こはちょっと思案のしどころ・・・。

2013年、カレシは古希を迎え、ワタシもとうとう65歳になってシニアの仲間入り。2人揃っ
ての年金生活になったわけだけど、ワタシはいきなり自営ビジネスをたたんで隠居するのも
何だかなあと思って「半」の字を付けてみたものの、「半労半遊」のリズムにうまく乗れなくて
予想外の苦戦。半年かかってやっと「遊」の方に軸足が移ったと思ったら、師走になってど
かんと大仕事に降って来て、(抵抗しつつも)またまた「労」の毎日。ほとんど元手がないま
まフリーランス稼業に足を踏み入れて、夢中で仕事をすること23年と11ヵ月。すぱっと止
めるのはなかなか難しいな。来年こそは「遊」を優先したいもんだけど・・・。

大晦日のご馳走はすき焼き。テーブルに1口レンジを置いて、カレシがオタワで独身暮らし
をしていた頃に使っていたちょうどいい大きさの鋳物のフライパンをすき焼き鍋代わり。ワタ
シの実家ではすき焼きが大晦日の定番で、食事の後、母がリビングに調理道具を持ち込ん
で、テレビの紅白歌合戦を見ながらおせちの煮しめを作っていた。ワタシが大好きだったの
はごぼう。ごぼうはあるけど、それだけで煮しめになるのかなあ。ちょっと試してみようかな。
おや、そろそろニューヨークのタイムススクエアでカウントダウンが始まる時間。こっちもあと
3時間でいよいよハッピーニューイヤーだ・・・