リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ポジティブな評で自信ができた

2023年03月19日 | 日々の風の吹くまま
3月17日(金曜日)。☀☀。今日も朝からいい天気。起きた時の外の気温は1度だって。ブルッ。でも、確実に春の気配で、今日の最高気温は14度、土曜日のあしたは16度まで上がって、日曜日も15度。で、春分の日の月曜日は雨。でも、16度なんて、何だかショーツとビーチサンダルで外に出たくなるような陽気だな。午後の買い物でレジに並んでいたら、前のおばさんがワタシを見て「あなた、えらいわね」。え?と思ったら、「ちゃんと軽装で。私なんか真冬のまんまで出て来ちゃったから、暑くて、暑くて」。あ、ワタシはニットのカーデガンジャケットだけど、おばさんは裏地が厚いフリースのコート。日が差しているから、それじゃあ暑いよね。

朝ご飯のコーヒーを飲みながらスマホをいじっていたら、うわ、東京の先生からメール。日本語訳の原稿を送って読んでもらっていたけど、読み終わったんだ。うは、怖っ。ずっと受験生みたいな気分で、「まだまだそのレベルじゃないよ」という返事が来やしないかと、どきどき。意を決してメールを開けたら、これまでずっと英語だったのが日本語。見たことがなくて読めない漢字があって、IMEで読み方を調べて、意味をググったけど、うは、格式の高そうな言葉で、さすが80代半ばのすてきな紳士の先生。登場人物の心情が静かながら「しっかり伝えられている」とポジティブなコメントで、最後に「素晴らしい訳ですね」。やったぁ、合格だっ。ワタシの日本語訳、大先生のお眼鏡にかなったってことだよね。いいのかなあ。いや、いいんだよね。がんばったんだから・・・。

素晴らしい訳だけど、あえて「苦言」を言うと・・・いえいえ、どれも願ったり叶ったりの目からうろこのアドバイス。大学に行って舞台芸術と演劇に関する基礎知識を系統立てて勉強して来たわけじゃないから、先生の「苦言」は素晴らしい「天の声」みたいなもの。さっそく原稿ファイルを開いて、ざっと読み返してみて、ほんと、先生の言う通りで、なるほど、なるほどと自分の横っ面を張り飛ばしたくなるくらいに納得。押しかけ弟子のワタシとしては、師匠が教えてくれることをひとつも逃さずにしっかり学び取って、吸収して自分のものにしなくちゃね。はあ、何かまたひとつ大きなハードルを越えて、一歩前進した感じで、うれしくて舞い上がりたいやら、でも、どんなことがあっても投げ出せないと言うプレッシャが高まって来たような。それでも元気いっぱい前進あるのみ・・・ね。

おまけにワタシの日本語までべた褒めしていただいて、くすぐったい気分。いや、実を言うと、日本語の訳語が思い浮かばないことが多くて、ずいぶん辞書を引いたの。いつの間にか日本語のボキャブラリが貧弱化していたんだと思う。原作の英語から自分が感じたものにしっくり来る言葉が日本語辞書の定義になくて悶々とすることも多くて、これだという表現をひねり出したときの「やった!」感は(自己満足だとしても)すばらしかったな。尊敬する大先生に褒められて、ちょっぴり日本語に対する自信を取り戻したような感じがする。ほんっとに、ワタシって強運だよね。明日、原稿をもう一度原稿をじっくり読み直して、先生にお礼のメールを送って、「苦言」を修正と改良にどのように生かして行くかお話しよう。あ、「平治郎プロジェクト」の大枠もお知らせしよう。そうそう、作者のドロシーにも、ポジティブなフィードバックがあったこと、先生が原作を「素晴らしい戯曲だ。劇の巧みな構成は心憎いばかり」と褒めちぎっていることを伝えなくちゃね。よぉし・・・。



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