リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ばらまくのが好きな政治家と上手にばらまきたい小金持

2024年12月04日 | 日々の風の吹くまま
12月2日(月曜日)。🌫☁⛅。寒っ。朝8時の気温はマイナス1度。窓の外は五里霧中で何にも見えなくて、まるでふわふわと浮いているような気分。明日にかけては視界がほぼゼロになるということで、午後には濃霧注意報が出て、ほんとにそう言う季節になったってことか。あぁ~あ、

今月の14日から2月までの2ヵ月間、一定の食料品などについて連邦売上税(GST)が免除になるんだけど、州の売上税(PST)と統一したところ(HST)では州税の分も免除になるのに対して、BC州のようなGSTとPST(7%)が分離している州では免除になるのはGST(5%)だけなので不公平だという不満が高まっているらしい。BC州は一時はHSTを採用していたんだけど、昔から遠い東部にある連邦政府とは折り合いが良くなくて、別制度に戻してしまったという経緯があるから、よけいにそう言う気分になるんだろうな。ワタシとしては、免除の対象になる商品は日ごろからほとんど買わないものばかりだから、ま、どうでもいいけど・・・。

でも、BC州政府が州の所得税を来年度から大幅に減税し、今年度は世帯収入20万ドル(今日の為替で2100万円)を上限にして、想定される世帯当たりの減税額1000ドル(シングルは500ドル)を還付する形で支給すると発表。州民の90%以上が恩恵を受けるんだそうで、つまり私たちにも今年払う所得税のうちの1000ドル(10万円ちょっと)が「戻って来る」ということかな。けっこう使い出のある金額だけど、いつもらえるのかと思ったら来年の春。もっとも、法改正が必要かどうかという議論があるみたいだから、実際にはどうなることか。なぁ~んだ。ま、私たちとしては、もらえなかったら困るというもんじゃないので、どうでもいいという感じ。

それよりも個人年金(RRIF)からの今年度分の一括支払いの時期が来たので、我が家の金庫番のトニーにいつものように共同名義の投資口座に入れたら、月末までに2万ドルを当座預金口座に移してちょうだぁ~いとメール。またまたクルーズを予約してデポジットを払っちゃったし、Arts Clubにクリスマスプレゼントとしてまとまった寄付をしたいし、うっかり洪水の後始末のストレスをぱぁ~っと発散したい気分なので、遊び資金の補充をお願いねというわけ。私たちとしてはビル・パーキンスに倣ってゼロで死のうと躍起になって散財している(つもり)なんだけど、トニーの方が一枚上手で、ワタシの老後の虎の子なんか今年は13%も増やしてくれて、毎年RRIFから規定の額を引き出しているのにさっぱり減ってないのが現状。一生懸命に働いて自分の手で築いた「遊び資金」なんだから、誰にも遠慮せずに使って楽しいこと、自分がハッピーになることに正々堂々と使っていいと思うし、悠々自適で老後を過ごせることは神様に感謝するけど、これじゃあゼロで死ぬなんてのは至難の業。でも、数えきれないほどのゼロが並ぶ「遊び資金」を持っているスーパーリッチはもっと大変だろうと思えば、まあ、ちょうどいいところなのかもしれないけど・・・。



コメントを投稿