リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

損害保険の世界は欲と駆け引きと賭けのゲーム

2024年12月03日 | 日々の風の吹くまま
12月1日(日曜日)。⛅☀。霧の川が雲間からのぞく朝日に照らされて、いい天気になりそうな気配。はあ、ついこの間1ヵ月のバケーションから帰って来たばかりだったのに、あれは10月10日で、あれから何だかんだとばたばたしているうちに11月が過ぎてしまって、もう12月。やれやれ。うっかり洪水の後始末に追われているうちに年が暮れてしまうのかなあ。


いかにも冬の朝と言う感じ・・・

でも、目の調子は上々。目を動かすと時々あったチクンという痛みもほとんどなくなったし、どこを見ても何もかも輪郭と色調(特に空の青)がはっきりしていて、思わず心がうきうきして来る。これで大きなストレス源がひとつ減って、今進行中の問題にエネルギーを集中できるわけで気持も楽。その問題のトップは突然現れて「個人情報の保護に関する合意書」にサインしろと言って来た(保険会社には属していない)保険査定士。私たちの保険会社に依頼されたということだけど、保険会社はすでに自前の査定士を指名しているので、いったい何が目的なのか、どんな個人情報を求めているのかをはっきりさせるまでは合意書であれ何であれ署名するわけには行かないじゃないの。

そこで修復業者のマルコとメールのやり取り。万が一に備えて、被保険者の事情に鑑みて、査定士と修理業者を替えないで欲しいという保険会社宛の手紙の草稿を書いておいて、怪しげな査定サービスから来たメールを何度かじっくり読み直し。だんだんわかって来た(と思う)のは、この査定士が保険会社が依頼したのは水漏れした下の階のユニットのオーナーからの損害賠償請求に関する査定であって、私たちのユニットの修理に関する保険請求は最初に担当になった保険会社所属の査定士が扱うと言っていることで、ここ、重要。私たちの保険はBC自動車協会(BCAA)がやっている保険会社のもので、私たちはそのBCAAの会員。いわゆるマンション保険そのものは第三者からの損害賠償請求もカバーしているので、おそらく会員と非会員の請求を分離した方が保険会社の責任リスクを減らせるということで外部の査定士を入れたんだろうな。それで「あなたの保険を防御する」と言っているんだと思う。何たってすぐ「訴えようぜ」という街角の弁護士が多いもん。(もしも勝ったら、その弁護士が一番儲かるの。だから張り切っちゃうのよね。)。

最終的に、我が家の修理などに関する保険請求事案の担当者(と修理業者)には変更がないことさえ確認したら、外部の査定士の関与は私たちの請求には影響しないので、「防御」に必要だから集める個人情報を保護する合意書に署名してもいいとしてもということになって、今日のマルコとのやり取りはおしまい。下の階の住人から水漏れの報告があって応急処置のために駆け付けたのが管理会社と契約しているマルコで、彼によると被害は天井と壁の染み程度だったそうで、保険会社としては被保険者の自己負担の範囲に収めようとしているんだろうな。ほんとに保険ってのは魑魅魍魎の世界・・・。


今夜冷え込みそう・・・