リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

秋の空はカメムシとタカとカラスと飛行機

2023年10月08日 | 日々の風の吹くまま
10月6日(金曜日)。☀。うわ、いい天気。短い週の終わりで、明日からまた三連休。窓の下のガソリンスタンドの表示は1リットル何と176円。たった3日くらいで30円も値下がりなんて、連休の前は値上がりすることの方が多いのに、いったい何が起きているのやら。さすがに行列と言うほどでもないけど、わりとひっきりなしで車が出入りしている。連休に遠出するのかな。

急に晴れて気温が上がったせいか、今日はやたらとクサギカメムシが飛んで来て、日が当たって温まった窓ガラスにへばりついてうろうろ。冬越しできそうな穴場を探しているってことだけど、ふと窓を見た時にこんなのが前の前にあるとぎょぎょっとなる請け合い。そこで大きな黒い点がもぞもぞしているのが見えたら、丸めた古いカタログと洗剤とピクルス用の酢を混ぜたスプレーで武装してルーフデッキへ。そろそろと近づいて、こっちに気づいて屁を引っかけてくる前にカタログでえいやっと叩いて、ポロリと落ちたところでスプレーで集中攻撃して、動かなくなったらカタログの先で隅の方に転がして、一丁上がり。退治のコツは叩き落す時の手加減かな。あまり強くたたくと潰れるし、手加減をし過ぎるとふらふらと飛んで行ってしまう。それにしても、今日は次々と来るなあ。窓が日陰になって冷えて来るまでの3時間ほどの戦果は17匹と、新記録。やぁ~だっ。



カメムシ退治が一段落して、さぁて脚本の翻訳の仕上げに集中しようと思ったら、ルーフデッキの手すりの向こうに何やら黒っぽい大きな塊。よく見たら、うは、タカ。手すりの外の庇に陣取って、世の中を睥睨しているみたい。速攻でカメラを掴んで写真をパチリ。カラスどもが5羽か6羽、タカの前を旋回したり、急降下したりと、ちょっかいを出すのに、羽を広げて威嚇したりしていたけど、こんな奴らに付き合ってられんわいと大空へ。カラスも、よく空中戦をやるカモメもいないので、遊び相手を探してどこかへ退散。静かになった大空を行くのは白い旅客機。ズームインして写真を撮ったら、飛んでいる方向からして東京から来たANA。最近バンクーバー国際空港の離着陸のアプローチが変わったようで、これまでは窓から見える飛行機のほとんどが空港に向かっていたのが、頭の上から北東から東の方に飛んで消えて行くのが見えるようになった。尾翼のロゴが肉眼で見えるくらい近くを飛んで行く飛行機もあって、ニューウェストミンスターの空も忙しくなったもんだ。




静かになった午後は、The Piano Teacherの改稿バージョン5の仕上げに集中。クルーズに出る前に印刷して閉じたものを東京の先生に送って、引退して名誉芸術監督になっているビルに「コンタクトしてみたら」と言われた、先生が共同創設者になっている劇団にコンタクトしてもいいかどうかお伺いを立てようという魂胆。ユウ君を見ていてわかったんだけど、とにかく行動あるのみなんだよね、この「業界」は。日没はもう7時前。夕日に染まったベーカー山がとってもきれい。




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