10月16日(月曜日)。🌧☁🌧🌥🌤。いやぁ、降ってる。台風の成れの果てと大気の川が一緒に襲来するダブルトラブルだって。土砂降りになるのかな。やぁだっ。それでもモールが開く10時にはお気に入りの黄色いレインスリッカーを着てウォーキング。それほど強い降りじゃなかったけど、いつもは高齢者の社交の場になっているフードコートは閑散としていて、2階にある大きなプレスクールの子供たちが保育士が押すカードに4人ずつ乗せられて、モールをぐるぐる。この雨じゃあお散歩の時間でも外には出られないもんね。
新しい家庭医になるシャサヴァン先生との面接は午後3時10分なので、それまで空模様を見ながらのんびり。昼過ぎには空が明るくなって来たのでいい傾向だと思っていたら、急にまっ黒な雲が広がって来て、2面がガラス張りの金魚鉢オフィスで照明が必要になるくらいの暗さ。出かける時が思いやられるなあと見ていたら、土砂降りになって、10分もしないうちに小止みになって、そのうちに雲が明るい灰色になって、南の方に青空がのぞくようになって、と忙しない変化。呆気にとられているうちにまた雲が厚くなって来て、出かける支度を始めた頃には本降りの雨に戻って、やれやれ。まあ、さぼりっ放しの私たちに代わって車を洗ってもらっていると思えばどうってことはないけど、雨が降ると危なっかしい運転をする車が増えるから困ったもんだ。おまけにニューウェストミンスター市内の交差点は通りの名前を書いた標識が他の市に比べて小さいもので、晴れた日でも目を皿にしていないと曲がる道を通り過ぎてしまうのに、雨の中ではその標識がよく見えなくなるから、案の定、いつも使う坂の下の駐車場に通じるホスピタルストリートに右折しそこねて大回り。
駐車場からクリニックまでは2丁ほどなので、それほどひどく濡れずに済んで、受付に入る前にぐるりと見まわして「マスク着用」の貼り紙がないかチェック。最近になってまた病院や医療施設のスタッフにマスク着用の命令が出たんだけど、患者や来訪者の場合は各施設の裁量ということなので、念のためにマスクを持参して行ったわけ。貼り紙がなかったのでマスクは不要と判断して、受付に入ってチェックイン。わりとすぐに診察室に通されて、2、3分でシャサヴァン先生が入って来て、面接と言うか、お近づきになるご挨拶と言った感じ。ほぼ1年前の健診での検査データをモニターで見ながら、病歴や現在の体調などを話し合って、もう何年も医者にかかっていないワタシは、前回の検査で血糖値と悪玉コレステロールが高めだったことと、東アジア人は遺伝的に膵臓が小さくてインスリンの分泌量が少ないために、ヨーロッパ系に比べて糖尿病のリスクが50%も高いという医療記事を読んだことで、糖尿病が近い将来の懸念事項であることを説明。和やかな「面接」の結果、先生が「これからあなた方のかかりつけの家庭医として、何かあったらいつでも相談に乗ります。常用している薬の処方箋だけなら電話で簡単にできますよ」と受け入れを承諾してくれて、私たちは「お世話になります。よろしく」。
ベースラインのデータとなる検査の請求票を2人分出してくれたので、10日後にバケーションに行くんだけど、検査は行く前にして行った方がいいかと聞いたら、「飲んで食べてするんでしょう?大いに楽しんで、帰って来てからした方がいいですよ」。なるほど。検査でとんでもない数字が出たりしたら、せっかくのバケーションが台無しになってしまいかねないもんね。もう一度先生に受入れのお礼を言って、帰って来た頃には雨も上がって、マティニで乾杯。サレーのタワー群が夕暮れ間近の太陽に照らされて、晩ご飯の頃には短い虹が立ち上ってお祝い。私たちの年齢になると、病歴や体調を把握していてくれるドクターがいるという安心感は何とも言えない。よかった、よかった。
新しい家庭医になるシャサヴァン先生との面接は午後3時10分なので、それまで空模様を見ながらのんびり。昼過ぎには空が明るくなって来たのでいい傾向だと思っていたら、急にまっ黒な雲が広がって来て、2面がガラス張りの金魚鉢オフィスで照明が必要になるくらいの暗さ。出かける時が思いやられるなあと見ていたら、土砂降りになって、10分もしないうちに小止みになって、そのうちに雲が明るい灰色になって、南の方に青空がのぞくようになって、と忙しない変化。呆気にとられているうちにまた雲が厚くなって来て、出かける支度を始めた頃には本降りの雨に戻って、やれやれ。まあ、さぼりっ放しの私たちに代わって車を洗ってもらっていると思えばどうってことはないけど、雨が降ると危なっかしい運転をする車が増えるから困ったもんだ。おまけにニューウェストミンスター市内の交差点は通りの名前を書いた標識が他の市に比べて小さいもので、晴れた日でも目を皿にしていないと曲がる道を通り過ぎてしまうのに、雨の中ではその標識がよく見えなくなるから、案の定、いつも使う坂の下の駐車場に通じるホスピタルストリートに右折しそこねて大回り。
駐車場からクリニックまでは2丁ほどなので、それほどひどく濡れずに済んで、受付に入る前にぐるりと見まわして「マスク着用」の貼り紙がないかチェック。最近になってまた病院や医療施設のスタッフにマスク着用の命令が出たんだけど、患者や来訪者の場合は各施設の裁量ということなので、念のためにマスクを持参して行ったわけ。貼り紙がなかったのでマスクは不要と判断して、受付に入ってチェックイン。わりとすぐに診察室に通されて、2、3分でシャサヴァン先生が入って来て、面接と言うか、お近づきになるご挨拶と言った感じ。ほぼ1年前の健診での検査データをモニターで見ながら、病歴や現在の体調などを話し合って、もう何年も医者にかかっていないワタシは、前回の検査で血糖値と悪玉コレステロールが高めだったことと、東アジア人は遺伝的に膵臓が小さくてインスリンの分泌量が少ないために、ヨーロッパ系に比べて糖尿病のリスクが50%も高いという医療記事を読んだことで、糖尿病が近い将来の懸念事項であることを説明。和やかな「面接」の結果、先生が「これからあなた方のかかりつけの家庭医として、何かあったらいつでも相談に乗ります。常用している薬の処方箋だけなら電話で簡単にできますよ」と受け入れを承諾してくれて、私たちは「お世話になります。よろしく」。
ベースラインのデータとなる検査の請求票を2人分出してくれたので、10日後にバケーションに行くんだけど、検査は行く前にして行った方がいいかと聞いたら、「飲んで食べてするんでしょう?大いに楽しんで、帰って来てからした方がいいですよ」。なるほど。検査でとんでもない数字が出たりしたら、せっかくのバケーションが台無しになってしまいかねないもんね。もう一度先生に受入れのお礼を言って、帰って来た頃には雨も上がって、マティニで乾杯。サレーのタワー群が夕暮れ間近の太陽に照らされて、晩ご飯の頃には短い虹が立ち上ってお祝い。私たちの年齢になると、病歴や体調を把握していてくれるドクターがいるという安心感は何とも言えない。よかった、よかった。
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