らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

上海クァルテット

2009年09月21日 23時32分54秒 | お気に入りのCD
 一昨年に来県し、文翔館で素晴らしい演奏をしてくれた上海クァルテットのCDを紹介します。文翔館ではW.A.モ~ツァルトの弦楽四重奏曲第19・22・23番を披露してくれました。現在カメラ~タからベ~ト~ヴェンの弦楽四重奏曲を次々と出しています。

 生で聴いたモ~ツァルトとは随分印象が違いますが、このクァルテットは作曲家によってアプロ~チに変化を付けているような感じがします。最近の現役団体は、どの作曲家でも同じ印象というかクァルテットの色が単色(それがクァルテットの個性と言えばそうですが)な団体が多いような気がします。

 今日紹介するのは、文翔館の演奏会の時に購入したL.v.ベ~ト~ヴェンの第12番・第14番のカップリングされたCDです。力みのある所謂熱演ではなくて、風通しの良い~疲れないベ~ト~ヴェンという印象でしょうか。私はこの演奏を聴いているとベ~ト~ヴェンではありますが、癒しさえ感じます。勿論ひ弱という印象ではなく、充分な音の力強さは保たれています。

 上海クァルテットは1983年にリ兄弟を中心に上海音楽院で結成されたクァルテットで、現在はアメリカを拠点として世界で活躍しています。同じアジア人として応援してます。実はメンバ~の2ndVnイーウェン・ジャン氏は山形響のVc奏者シン・ゴアンジン氏の小さい頃からの学校の後輩だそうで、さらに親しみをおぼえました。山形響には昔から中国人のメンバ~が多いですからね。現在は3人でしたっけ・・。

 先日もBSでブラ~ムスの弦楽四重奏曲と弦楽五重奏曲を演奏していました。良い演奏で感動しました。また来日したら聴きに行きたいと思います。
HMVジャパン
コメント (3)
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