らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

祭りのあと・・・・。

2014年07月27日 23時59分59秒 | 音楽
 吉田拓郎に「祭りのあと」という名曲がありましたっけ・・・・・。

 ここ数日続いた猛暑(酷暑ですな・・・)で、暑いを通り越して苦痛が続きました。ただいま24時前ですが、大江町は18度を切る久しぶりの涼しさに包まれています。

 仙台フィルとの合同演奏会を終えて、夜の散歩に出かけていますが、終わってホッとする気持ちと夏の久しぶりの涼しさに心癒されています。今夜はクワガタムシ達も木の穴で寝ていることでしょう。

 一昨年に続いた仙台フィルとの合同演奏会も熱い演奏でした。小さいオケの我々が普段は演奏しないような大編成の曲を演奏出来た事は貴重な経験でした。大は小をかねると言いますが、実は業界的にはグレーな部分があって、必ずしも大が全ての面で良いわけではないと私は思っています。経営的にも例えばJ.S.Bachのような小さい編成の曲を演奏するのに、必要ないメンバーを休みにしておくのは難しい事で、普段の活動も大きい編成の曲を選択しがちです。我々山形響のような小さいオケはR.シュトラウスやG.マーラー、今回のようなO.レスピーギの大編成の曲を演奏しないかわりに、W.A.モーツァルトやF.J.ハイドン等の曲に集中して演奏出来る環境にあります。その街にあった規模のオーケストラなんです。小さい規模の曲の方が私好みと白状しておきます。

 機会は多くありませんが、数年ごとに山形響は色んなオーケストラと共演して、大編成の曲を演奏してきました。そのたびに私の気分はお祭り気分でした。仕事に対して不謹慎だという声もありましょうが、私はただお祭りを楽しんでいる人なのです。寄せ集めの集団に綿密なことを求めても限界があるように感じますし(タイミングやピッチ、他への配慮など)、ただただ身を任せて大音量に飲み込まれてしまえば良いのです。

 仙台・山形での2公演楽しめました。ご来場下さった方々にはあらためて感謝申し上げます。
コメント
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