らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

メロディ飽和

2012年12月20日 23時57分06秒 | ヴィオラ
 昨日は、午前中から山形Qの練習でした。午後2時頃終えていったん帰宅。

 そして夕方から出かけて、夜は寒河江市の某所でホームコンサートでした。

 内容は以前記事にした通り、ヴィオラ二重奏の夕べです。プログラムの中にはチェンバロやピアノが入るものもあったのですが、それらの曲よりも難しいヴィオラ二重奏曲では1stVaを担当しました。

 ヴィオラだけのヴィオラ二重奏曲は、曲が難しいわりには地味で、演奏効果も少なく、演奏会の演目としてはなかなか難しく感じるところもあり、まだまだ勉強が足りない気がしました。普段は弦楽四重奏やオーケストラで演奏しているので、メロディをず~と担当している事はほとんどなく、メロディをより引き立てたり、上手くメロディに入っていただくお仕事をしていますので、自分がメロディをこれでもかと演奏しているのは、新鮮さもありますが、むしろ土俵外のような気持ちになってきます。

 それでもご来場下さった方々はヴィオラの生演奏を聴くのは初めてという方ばかりで、喜んでいただいていたように思います。良い経験になりました。

 来年は1月・2月とまたヴィオラ二重奏曲を演奏する機会(closed)に恵まれましたので、今より上へ、良い経験をものにしてゆきたいと思っています。

 コンサートを準備して下さった田中夫妻・そしてご来場下さった皆様に感謝を申し上げたいです。ありがとうございました。

 10年分メロディを演奏しちゃいました。笑。

 

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4 コメント

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もう10年分いかがですか? (門生)
2012-12-20 23:44:33
温暖な当地も年が押し詰まり、寒くなってきました。

今どきビオラ二重奏は貴重ですね~~
もう10年分、モーツアルトのK423,424はいかがでしょうか?

古くから付き合いのあるセロ弾きに是非やりたいと云われ、VLNパートをビオラに編曲(あんまし、たいしたものではありません)して合せていますが、多少音高がクロスしても流石モーツアルト、びくともしない滑らかさです。VLNと比較すると45rpmのレコードを33rpmで聴くような響きがします。(我ながら旨い表現だと思うのですが??)モーツアルトが描いていた響きに近いと思います。

近所でピアノを入れて室内楽をしていますが、よく耳にするバイオリンに比べ、意外とピアノ弾きにはビオラ・セロの音色が新鮮に聴こえるようで喜んでもらっています。シューマンのピアノ曲のイメージにピッタリだそうです。

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>門生さん (らびお)
2012-12-21 01:41:32
こんにちは。
コンサートの時、私も「今世界中でヴィオラ二重奏を聴いているのは、ここにいる方々だけかもしれません」と言いました。

この編成への限界と自分のモチベーションの関係で、自ら行う活動にはなりにくいでしょう。Mozartは良い曲ですね。自分でも編曲してみようかな・・。

私は弦楽四重奏をとても好んでいますので、なかなか他の編成での活動には抵抗感もあります。

門生さんは幅広く室内楽活動なさっていますね。凄いです!
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追伸 (門生)
2012-12-22 15:45:34
K423、K424のVla&Vlc版がIMSLPで公開されています。IMSLPHPからMozart、2 Duos for Violin and Viola, K.423-424 、 * 1.2.1.1 For Viola and Cello (Icking)にあります。

Vln(Vla)PartをVla&Vlc版で、VlaPartは正式Vln&Vla版を使うとVla&Vla版が出来上がります。

正式版はVln&Vla、その他にVln&Vln、Vln&Vlc、Vla&Vlc、多分Vlc&Vlc版もあるのではないでしょうか。

こちらの編曲はIMSLPより易しく、とはいっても大曲です~~
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>門生さん (らびお)
2012-12-23 02:11:19
こんにちは。
情報ありがとうございます!!
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