本日は、午前午後と音楽鑑賞教室がございました。
午前中は、上山市のゆきわり養護学校。
障がいを持った子たちが通う学校です。
実は(そんな大袈裟な話ではないです)、人生で一番最初にできたお友達は、障がいをもった女の子でした。家の前のアパートで暮らしていたHちゃんでした。
未就学の頃、(今思い出すと)話す事も運動機能も少し未発達な女の子でしたが、私と弟はよくその子と遊んでいました。お互いの家に遊びに行ったり、公園で泥だらけになりながら夕方まで遊んだり。
小学校に上がる時に、そのHちゃんは別の学校に行く事になり、私達と別々になりましたが、家に帰れば同じように遊んでいました。
しかし、段々お互いに学校の友達が出来たりして、遊ぶ回数も少しずつ減りましたが、たまの遊ぶ機会にHちゃんのお母さんが少しずつ家に遊びに行くのを煙たがるようになってしまいました(理由はわかりません)。
数ヶ月ぶりに遊ぼうとしたら、Hちゃんのお宅は引っ越していました。
お別れくらいは言いたかったと子供心に残りました。
学校の友達の中には(昭和だったので許してください)「なんで、あんな女の子と遊ぶの?」と聞いてきた子もいましたが、私には一番最初にできた大切な友達で、なんでそんな事を言うんだ?と友達を殴った事もありました。
そのHちゃんの思い出のおかげで、今でも障がいを持った子供たちを見ると、まず思い浮かぶのがHちゃんの嬉しそうな笑顔。どんな子でもちゃんと意思をもっているし、心の疎通は出来ると思っています。Hちゃんのその後は分かりませんが、元気に生活してくれていたら嬉しいです。
今日は、オーケストラを聴いて、嬉しそうにしている子供達を見て、こちらも元気をもらいました。
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