レコードにしてもCDにしてもそうだが、箱物は面倒臭い。盤を取り出しにくいし、保管するにも場所を取る。
枚数が多くて、内容量も多いから、途中で飽きて最後まで聴かずに投げ出してしまうこともある。
そんな感じだから、大体はほとんど聴かれていなくて、盤質はきれいなものが多い。それに反比例して、保護用のビニールなどが
非定型サイズに対応できず、箱の外観は擦れていたり汚れて傷んでいるものがほとんど。箱物あるあるである。
ジャズは箱物は少ないので、そういう面での苦労はあまりないが、クラシックは厄介だ。オペラのように作品が長大なものが多いし、
「全集」としてまとめることが多いから、箱物を避けて通ることは難しい。
タチアナ・ニコラーエワのショスタコーヴィチ、24の前奏曲とフーガ。彼女は初演者且つ史上初の全曲録音者で、生涯に3度も録音しているが、
これはその第1回目の全集録音で4枚組。まあ、4枚くらいならまだ問題なく聴き通せる。そもそもこの楽曲は偏愛しているし。
同じくニコラーエワのバッハのパルティータ全集、6枚組。パルティータはその作品の性格上、全曲聴いて初めてその価値が理解できるので、
当然こういう全集ものとしてリリースされる。ただ1度に全曲聴こうとするとさすがに途中で飽きるので、いつも小分けにして聴く。
マリア・グリンベルクのベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集、13枚組。ロシアの録音史上初めて作られたベートーヴェンの全集で、
演奏も最高に素晴らしいので何も問題ないのだが、13枚を一気に聴くなど不可能。長いスパンをかけて、ボチボチ聴くのが当たり前。
ギルバート・シュフターのシューベルトのピアノ曲全集で15枚組。ここまでくるともはや百科事典で、こんなものを買ってわざわざ聴くのは
相当物好きな変わり者だけだろう。かく言う私もまだ5合目を超えたあたりで、こちらもボチボチと聴いている。
これらのレコードはすべて箱から出して、白ジャケに入れて簡単に取り出せるようにしてある。年代物の箱は触ると今にも崩壊して
しまいそうなので、空箱の状態でラックの中で静かに保管されている。こうしておけば億劫になることなく、気軽に聴くことができる。
こんなことが楽しいのだが、一般的には理解しては貰えない。だから、普段は誰にもこんな話はしない。
こうしてコソコソとブログに書いて、同好の士にだけ「うんうん」とうなずいてもらえればそれでいいのである。
枚数が多くて、内容量も多いから、途中で飽きて最後まで聴かずに投げ出してしまうこともある。
そんな感じだから、大体はほとんど聴かれていなくて、盤質はきれいなものが多い。それに反比例して、保護用のビニールなどが
非定型サイズに対応できず、箱の外観は擦れていたり汚れて傷んでいるものがほとんど。箱物あるあるである。
ジャズは箱物は少ないので、そういう面での苦労はあまりないが、クラシックは厄介だ。オペラのように作品が長大なものが多いし、
「全集」としてまとめることが多いから、箱物を避けて通ることは難しい。
タチアナ・ニコラーエワのショスタコーヴィチ、24の前奏曲とフーガ。彼女は初演者且つ史上初の全曲録音者で、生涯に3度も録音しているが、
これはその第1回目の全集録音で4枚組。まあ、4枚くらいならまだ問題なく聴き通せる。そもそもこの楽曲は偏愛しているし。
同じくニコラーエワのバッハのパルティータ全集、6枚組。パルティータはその作品の性格上、全曲聴いて初めてその価値が理解できるので、
当然こういう全集ものとしてリリースされる。ただ1度に全曲聴こうとするとさすがに途中で飽きるので、いつも小分けにして聴く。
マリア・グリンベルクのベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集、13枚組。ロシアの録音史上初めて作られたベートーヴェンの全集で、
演奏も最高に素晴らしいので何も問題ないのだが、13枚を一気に聴くなど不可能。長いスパンをかけて、ボチボチ聴くのが当たり前。
ギルバート・シュフターのシューベルトのピアノ曲全集で15枚組。ここまでくるともはや百科事典で、こんなものを買ってわざわざ聴くのは
相当物好きな変わり者だけだろう。かく言う私もまだ5合目を超えたあたりで、こちらもボチボチと聴いている。
これらのレコードはすべて箱から出して、白ジャケに入れて簡単に取り出せるようにしてある。年代物の箱は触ると今にも崩壊して
しまいそうなので、空箱の状態でラックの中で静かに保管されている。こうしておけば億劫になることなく、気軽に聴くことができる。
こんなことが楽しいのだが、一般的には理解しては貰えない。だから、普段は誰にもこんな話はしない。
こうしてコソコソとブログに書いて、同好の士にだけ「うんうん」とうなずいてもらえればそれでいいのである。