おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日の続きで、森林林業白書58ページのカーボン・オフセットの取組をみていきます。
まず「カーボン・オフセット」とは、自らの温室効果ガスの排出量を認識して、主体的に削減努力を行うとともに、削減が困難な排出量を他の場所で実現した排出削減・吸収量の購入等により相殺(オフセット)することをいいます。
政府は、平成20(2008)年11月に、カーボン・オフセットの信頼性を高め、その取組を広めることを目的として、国内の排出削減・吸収プロジェクトによる温室効果ガスの排出削減・吸収量の認証やクレジットの発行・管理等の仕組みを定めた「オフセット・クレジット(J-VER)制度」を開始しています。
この「オフセット・クレジット(J-VER)制度」では、対象となる温室効果ガス排出削減・吸収活動プロジェクトの種類が「ポジティブ・リスト」としてあらかじめ定められており、森林分野では、ポジティブ・リストに化石燃料から木質バイオマスへの燃料転換と間伐等の森林経営活動が定められています。
平成23(2011)年12月現在、91件のプロジェクトについて約15.8万CO2トンのクレジット認証がなされていますが、このうち先日の森林経営活動が55件(約14.4万CO2トン)となっています。
昨日の続きで、森林林業白書58ページのカーボン・オフセットの取組をみていきます。
まず「カーボン・オフセット」とは、自らの温室効果ガスの排出量を認識して、主体的に削減努力を行うとともに、削減が困難な排出量を他の場所で実現した排出削減・吸収量の購入等により相殺(オフセット)することをいいます。
政府は、平成20(2008)年11月に、カーボン・オフセットの信頼性を高め、その取組を広めることを目的として、国内の排出削減・吸収プロジェクトによる温室効果ガスの排出削減・吸収量の認証やクレジットの発行・管理等の仕組みを定めた「オフセット・クレジット(J-VER)制度」を開始しています。
この「オフセット・クレジット(J-VER)制度」では、対象となる温室効果ガス排出削減・吸収活動プロジェクトの種類が「ポジティブ・リスト」としてあらかじめ定められており、森林分野では、ポジティブ・リストに化石燃料から木質バイオマスへの燃料転換と間伐等の森林経営活動が定められています。
平成23(2011)年12月現在、91件のプロジェクトについて約15.8万CO2トンのクレジット認証がなされていますが、このうち先日の森林経営活動が55件(約14.4万CO2トン)となっています。