中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

事業承継について何を話しますか??

2018年05月18日 05時02分30秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」237ページ「第 2-2-37図 後継者・後継者候補との対話状況(小規模法人・個人事業者)」をみましたが、今日は238ページ「第 2-2-39図 対話状況別に⾒た、後継者・後継者候補と対話している事項(小規模法人・個人事業者)」をみます。

下図から小規模法人・個人事業者について、後継者・後継者候補と対話している事項を対話状況別に見ると、多くの企業で対話がなされている項目としては、「今後の経営方針」、「技術・ノウハウ等」、「取引先との関係」が挙げられていることが分かります。

次に、後継者・後継者候補と対話する上での障害について対話状況別に見ると、「対話ができていない」企業に着目すると、「会社や事業の将来性が見通せない」が最も多く、「経営の引継ぎ時期を決めていない」や「後継者の引継ぎ意思が不明」が続いていることが分かります。

白書は、資質や引継ぎ意思等を挙げる後継者側の問題もある他方で、「経営の引継ぎ時期を決めていない」といった、経営を引き継ぐ経営者側の課題もあり、時期を明確化した計画的な事業承継を進めることが重要である、とあります。

確かに今後の経営方針が決まっていない中で、事業承継の話をする気にはならないですよね。まずは遠い先のことでも良いので、引継ぎ時期を明確にしておくことが必要と言うことなのでね。納得です。。。

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