おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「小規模企業白書」の238ページ「第 2-2-39図 対話状況別に⾒た、後継者・後継者候補と対話している事項(小規模法人・個人事業者)」をみましたが、今日は240ページ「第 2-2-41図 後継者決定状況別に⾒た、事業の承継に関する過去の相談相⼿(小規模法人・個人事業者)」をみます。
下図から経営者の決定状況・相手先別に過去の相談状況を見ると、後継者未決定企業では決定企業に比べて、周囲や支援機関に対して相談を行っていないことが分かります。
相談相手に着目すると、小規模法人では「顧問の公認会計士・税理士」が最も多く、「商工会・商工会議所」、「親族、友人・知人」、「取引金融機関」が続いている一方、個人事業者では「商工会・商工会議所」が最も多く、「親族、友人・知人」が続いている。
この結果について白書は、総じて、個人事業者の方が、小規模法人よりも相談している相手が少なく、経営者が一人で後継者について考えていることも多いと推察される、とあります。
以前にとある地域で実施したアンケートでも、まさにこの結果の通り、誰にも相談していなかった方が非常に多かったです。この背景について、白書は「経営者が一人で後継者について考えている」とありますが、私は考えることさえも諦めてしまったのではないかと感じました。相談すれば解決するのでしょうか?読み進んでいきます!!
昨日は2017年版「小規模企業白書」の238ページ「第 2-2-39図 対話状況別に⾒た、後継者・後継者候補と対話している事項(小規模法人・個人事業者)」をみましたが、今日は240ページ「第 2-2-41図 後継者決定状況別に⾒た、事業の承継に関する過去の相談相⼿(小規模法人・個人事業者)」をみます。
下図から経営者の決定状況・相手先別に過去の相談状況を見ると、後継者未決定企業では決定企業に比べて、周囲や支援機関に対して相談を行っていないことが分かります。
相談相手に着目すると、小規模法人では「顧問の公認会計士・税理士」が最も多く、「商工会・商工会議所」、「親族、友人・知人」、「取引金融機関」が続いている一方、個人事業者では「商工会・商工会議所」が最も多く、「親族、友人・知人」が続いている。
この結果について白書は、総じて、個人事業者の方が、小規模法人よりも相談している相手が少なく、経営者が一人で後継者について考えていることも多いと推察される、とあります。
以前にとある地域で実施したアンケートでも、まさにこの結果の通り、誰にも相談していなかった方が非常に多かったです。この背景について、白書は「経営者が一人で後継者について考えている」とありますが、私は考えることさえも諦めてしまったのではないかと感じました。相談すれば解決するのでしょうか?読み進んでいきます!!