中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

親族外の方に事業承継できますか??

2018年05月09日 04時52分36秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」225ページ「第 2-2-23図 経営者の年代別に⾒た、後継者の選定状況(小規模法人・個人事業者)」をみましたが、今日は227ページ「第 2-2-25図 後継者決定状況別に⾒た、親族内・親族外承継の割合(小規模法人・個人事業者)」をみます。

下図から親族内・親族外承継の割合を後継者決定状況別に見ると、後継者が決定している小規模事業者のうち、親族外承継の割合は小規模法人で5.4%、個人事業者で2.8%に過ぎない、また、後継者候補がいる小規模事業者の場合でも、親族外承継の割合は小規模法人で19.2%、個人事業者で10.9%であることが分かります。

白書は、後継者候補として親族外の人物を検討している小規模事業者は一定割合存在するものの、実際には親族外承継の割合は低く、小規模事業者での親族外承継の難しさがうかがえる、とあります。

小規模事業者で親族外承継がいるケースを思い出せないので、この結果には納得です。ナンバーツーの親族外の方は経営者になるという選択肢は全くの想定外でしょうし、経営者もその人には経営は任せられないと思っているからなのかもしれませんね。

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