前回なら乗り鉄するところ、今回は趣向を変えてみた。
今回のテーマは、ズバリ温泉でゆったりすること。
それでも1日につき、2回が限度なところが、私もまだまだビギナーといったところだ。
最初の行き先は“湯の花 朝里殿”。
小樽市内の朝里川温泉に位置する日帰り浴場である。
札幌市内から無料送迎バスが1日2往復出ており、私はそのバスが最初に出る円山公園駅まで向かった。
朝ラッシュの市街地であるが、意外とそんなに人がいない。
やはり、そこは地方都市か。
そう思いながら地下鉄の大通駅に向かう地下道に降りると、様相が一変した。
地上は小雪が舞い、アイスバーンとなった路面であったが、それが全く無く、暖房も入っている地下道を市民達は移動していたのだった。
その様相たるや、朝ラッシュの大宮駅エキュート通路並みと言って良いのではないか。
地下街の無いさいたま市や仙台市のイメージで来た、真に恥ずかしい余所者であった。
昨年は地下鉄南北線には乗っていたが、東西線には一切乗っていなかったので、今回は良い機会だ。
ホームドアが全駅に設置されている札幌市地下鉄では、全路線でワンマン運転が行われている。
そのホームドアの開閉音が、仙台市地下鉄南北線と同じ。
メーカーが一緒なのだろう。
大通駅まではメチャ混みの電車も、ここでぞろぞろ降りて行く。
札幌市地下鉄の財政は、まあまあ良いらしい。
但し、昨日乗ったタクシーの運転手の話によると、琴似駅が棒線駅になってしまったことにより、却って寂れた感があるという。
地元に若かりし頃から住んでいたという運転手であるが、札幌市の交通政策については数々の不満があるらしい。
市電をループ化する金があるのなら、老朽化している地下鉄駅の改修をしろとか、南北線の真駒内から先への延伸計画を進めろとか言っていた。
ループ化した所にはロードヒーターを入れたものだから、その維持費だけで年間数億円掛かるとのこと。
因みに、市電は赤字である。
円山公園駅で降りると、それまで小雪だった市街地と違い、少し歩けば頭に雪が積もりそうなほどの強さになっていた。
駅から少し歩いたが、明らかに件の送迎バスと思しき塗装(ラッピング?)をした中型バスが止まっているのが見えたので、そこへ少し急ぎ足で向かう。
多分大丈夫だとは思うが、もし慌てて行って転倒したりしたら大変だからね。
バスは日野のメルファ。
中型バスなので、マイクロバスより大きく、大型バスよりは小さい。
大江戸温泉物語の送迎バスで、同じ車種のバスが使用されている所を見たことがある。
私が1番乗りであったが、この送迎バス、少々特殊なルールがあるようだ。
まず、2往復運行されているバスのうち、往路の早い便に乗った客は基本、復路も早い便に乗らなくてはならない。
但し、復路で遅い便に乗りたい場合、空席がある場合は変更可能。
予約制ではない。
予約制ではないのに、どうして空席があるかどうか分かるのか。
それは往路乗車時に、帰りのバスの時間が表示された札が渡されるのである。
復路乗車時に、その札を運転手に渡す(というか、ドア横のカゴの中に入れる)。
つまり、座席の数の分、札も同じ数を用意しておくことで、余れば空席ありというのが分かるというわけだ。
もし往路しか乗らず、復路は電車か別のバスに乗るよといった場合はどうするのかというと、その札はフロントに返すようにとのことだ。
そうすることで、フロントでも復路便キャンセル分の数が把握できるということ。
面白いルールだが、慣れていないと札を渡すのを忘れてしまいそうだ。
……と、思ったら、やっぱり返すのを忘れてそのまま持って行ってしまう客もいるとのこと。
やっぱりねぇ……。
バスは途中のバス停から次々に客をピックアップしていく。
平日の午前中なのだから当たり前だが、お年寄りが多い。
多分そうだろうと思って、私は比較的後ろに座ったのだが、平日にしては半分近くの乗りだったと思う。
これはひょっとすると、休日は満席で運行するのかもしれない。
バスは札樽自動車道など通らず、一般道をひたすら走る。
途中でJR北海道バスの一般路線車と何度もすれ違ったり、追い抜いたりしたが、さすがの私もまだJRバスの一般路線車に乗ったことがない。
今回はもう乗りバスは無理だから、逆に北関東で運転されているそれに乗ってもいいかもしれない。
バスは雪の降り積もる国道5号線を進んで行ったが、以外とそんなに滑らないものだ。
もちろん冬タイヤを履いているのだろうし、運転手も雪道は走り慣れているだろうから、加速して良い場所と減速すべき場所を上手く弁えているのだろう。
一応、私はシートベルトを締めておいたが、取り越し苦労で済んで良かった。
こっちの温泉は澄んだお湯が特徴で、そんなに匂いもしない。
全体的にお湯が熱め(42度くらい?)だが、客層に合わせてそうしているのか、それとも元からこの温度設定なのかは分からない。
ただ、源泉掛け流しとかではなそうだが……。
お年寄りは熱めのお湯が好きとのことだが、本来、それは逆に健康に悪いんだがね。
ぬるめの湯にじっくり浸かるのが良いのだが、人間、歳を取ると肌の感覚も鈍くなるということなのだろうか。
風呂上りにボディケアを受ける。
私の場合、1人で温泉施設に来ると、いつもマッサージを受ける。
これは何故かというと、小説のアイディアが1番浮かびやすいからだ。
おかげで今回も、いいアイディアが浮かんだ。
が、しかし、大きな欠点が1つある。
それは施術中なんだから当たり前なのだが、せっかくのアイディアをネタ帳に書き込めないのである。
結果!こうやってブログ更新している時には、既に半分くらい忘れているのである。
ダメじゃん!
帰りは予定通り、復路便の早いバスに乗る。
ルール通り、札をドア横のカゴの中に入れて乗り込む。
座った席も往路と一緒。
別に、席までは決められているわけではなく、たまたまそこが空いていただけのこと。
やっぱり、年寄り達は前の席から座りたがるからね。
下車した場所は円山公園駅ではなく、宮の沢駅にした。
復路便乗車時に、どこで降りるか運転手に申告するのである。
別に、乗った場所で降りなければならないというルールは無い。
実は円山公園駅の乗り場は意外と地下鉄出入口から離れているのだが、宮の沢駅はその出入口の前でバスを止めてくれるのだ。
だからだろう。
そこでの乗降が1番多い。
で、私の場合は更に乗り鉄の為に、始発駅である当駅で降りたという理由もある。
だいぶ長くなってしまったので、ここで一旦切らせて頂く。
今回のテーマは、ズバリ温泉でゆったりすること。
それでも1日につき、2回が限度なところが、私もまだまだビギナーといったところだ。
最初の行き先は“湯の花 朝里殿”。
小樽市内の朝里川温泉に位置する日帰り浴場である。
札幌市内から無料送迎バスが1日2往復出ており、私はそのバスが最初に出る円山公園駅まで向かった。
朝ラッシュの市街地であるが、意外とそんなに人がいない。
やはり、そこは地方都市か。
そう思いながら地下鉄の大通駅に向かう地下道に降りると、様相が一変した。
地上は小雪が舞い、アイスバーンとなった路面であったが、それが全く無く、暖房も入っている地下道を市民達は移動していたのだった。
その様相たるや、朝ラッシュの大宮駅エキュート通路並みと言って良いのではないか。
地下街の無いさいたま市や仙台市のイメージで来た、真に恥ずかしい余所者であった。
昨年は地下鉄南北線には乗っていたが、東西線には一切乗っていなかったので、今回は良い機会だ。
ホームドアが全駅に設置されている札幌市地下鉄では、全路線でワンマン運転が行われている。
そのホームドアの開閉音が、仙台市地下鉄南北線と同じ。
メーカーが一緒なのだろう。
大通駅まではメチャ混みの電車も、ここでぞろぞろ降りて行く。
札幌市地下鉄の財政は、まあまあ良いらしい。
但し、昨日乗ったタクシーの運転手の話によると、琴似駅が棒線駅になってしまったことにより、却って寂れた感があるという。
地元に若かりし頃から住んでいたという運転手であるが、札幌市の交通政策については数々の不満があるらしい。
市電をループ化する金があるのなら、老朽化している地下鉄駅の改修をしろとか、南北線の真駒内から先への延伸計画を進めろとか言っていた。
ループ化した所にはロードヒーターを入れたものだから、その維持費だけで年間数億円掛かるとのこと。
因みに、市電は赤字である。
円山公園駅で降りると、それまで小雪だった市街地と違い、少し歩けば頭に雪が積もりそうなほどの強さになっていた。
駅から少し歩いたが、明らかに件の送迎バスと思しき塗装(ラッピング?)をした中型バスが止まっているのが見えたので、そこへ少し急ぎ足で向かう。
多分大丈夫だとは思うが、もし慌てて行って転倒したりしたら大変だからね。
バスは日野のメルファ。
中型バスなので、マイクロバスより大きく、大型バスよりは小さい。
大江戸温泉物語の送迎バスで、同じ車種のバスが使用されている所を見たことがある。
私が1番乗りであったが、この送迎バス、少々特殊なルールがあるようだ。
まず、2往復運行されているバスのうち、往路の早い便に乗った客は基本、復路も早い便に乗らなくてはならない。
但し、復路で遅い便に乗りたい場合、空席がある場合は変更可能。
予約制ではない。
予約制ではないのに、どうして空席があるかどうか分かるのか。
それは往路乗車時に、帰りのバスの時間が表示された札が渡されるのである。
復路乗車時に、その札を運転手に渡す(というか、ドア横のカゴの中に入れる)。
つまり、座席の数の分、札も同じ数を用意しておくことで、余れば空席ありというのが分かるというわけだ。
もし往路しか乗らず、復路は電車か別のバスに乗るよといった場合はどうするのかというと、その札はフロントに返すようにとのことだ。
そうすることで、フロントでも復路便キャンセル分の数が把握できるということ。
面白いルールだが、慣れていないと札を渡すのを忘れてしまいそうだ。
……と、思ったら、やっぱり返すのを忘れてそのまま持って行ってしまう客もいるとのこと。
やっぱりねぇ……。
バスは途中のバス停から次々に客をピックアップしていく。
平日の午前中なのだから当たり前だが、お年寄りが多い。
多分そうだろうと思って、私は比較的後ろに座ったのだが、平日にしては半分近くの乗りだったと思う。
これはひょっとすると、休日は満席で運行するのかもしれない。
バスは札樽自動車道など通らず、一般道をひたすら走る。
途中でJR北海道バスの一般路線車と何度もすれ違ったり、追い抜いたりしたが、さすがの私もまだJRバスの一般路線車に乗ったことがない。
今回はもう乗りバスは無理だから、逆に北関東で運転されているそれに乗ってもいいかもしれない。
バスは雪の降り積もる国道5号線を進んで行ったが、以外とそんなに滑らないものだ。
もちろん冬タイヤを履いているのだろうし、運転手も雪道は走り慣れているだろうから、加速して良い場所と減速すべき場所を上手く弁えているのだろう。
一応、私はシートベルトを締めておいたが、取り越し苦労で済んで良かった。
こっちの温泉は澄んだお湯が特徴で、そんなに匂いもしない。
全体的にお湯が熱め(42度くらい?)だが、客層に合わせてそうしているのか、それとも元からこの温度設定なのかは分からない。
ただ、源泉掛け流しとかではなそうだが……。
お年寄りは熱めのお湯が好きとのことだが、本来、それは逆に健康に悪いんだがね。
ぬるめの湯にじっくり浸かるのが良いのだが、人間、歳を取ると肌の感覚も鈍くなるということなのだろうか。
風呂上りにボディケアを受ける。
私の場合、1人で温泉施設に来ると、いつもマッサージを受ける。
これは何故かというと、小説のアイディアが1番浮かびやすいからだ。
おかげで今回も、いいアイディアが浮かんだ。
が、しかし、大きな欠点が1つある。
それは施術中なんだから当たり前なのだが、せっかくのアイディアをネタ帳に書き込めないのである。
結果!こうやってブログ更新している時には、既に半分くらい忘れているのである。
ダメじゃん!
帰りは予定通り、復路便の早いバスに乗る。
ルール通り、札をドア横のカゴの中に入れて乗り込む。
座った席も往路と一緒。
別に、席までは決められているわけではなく、たまたまそこが空いていただけのこと。
やっぱり、年寄り達は前の席から座りたがるからね。
下車した場所は円山公園駅ではなく、宮の沢駅にした。
復路便乗車時に、どこで降りるか運転手に申告するのである。
別に、乗った場所で降りなければならないというルールは無い。
実は円山公園駅の乗り場は意外と地下鉄出入口から離れているのだが、宮の沢駅はその出入口の前でバスを止めてくれるのだ。
だからだろう。
そこでの乗降が1番多い。
で、私の場合は更に乗り鉄の為に、始発駅である当駅で降りたという理由もある。
だいぶ長くなってしまったので、ここで一旦切らせて頂く。
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