今日は山に行ってきた。富士五湖の西湖北側にある毛無山、十二ヶ岳の縦走である。午前中は、曇りか晴れとの天気予報を信じて予定通り行くことにした。ただ、午後は雨という予報だったので少し気になる天気ではあった。今回の参加者は人間6名と二匹のワンちゃんである。この二匹のワンちゃんはリュウとランで、もう何度か一緒に山に登っている。
まずは、毛無山の登山口である西湖の文化洞トンネル前の駐車場に車を止めた。天気がよければ、結構何台かの車が止まっているはずだったが、この日は我々の車だけだった。駐車場には、雪がかなり残っており、山頂付近もかなりの積雪があると聞いていた。

登山口を出発したのが午前9時ちょうどだ。しばらく上って振り返ると、富士山が大きく見えていた。この時期としては、かなりの積雪量である。

足元方向には、河口湖が見える。

一時間半ほどで毛無山1500mの山頂に到着する。風がなく、思ったより温かい。急な坂道を登ってきたので汗もかなり出ていた。

毛無山で小休止をしていると、リュウとランが早くしろとばかりに、先に駆け出していく。

これからは、十二のピークを越えていくことになる。最初のピークが一ヶ岳。

二ヶ岳を過ぎ、三ヶ岳。以後、一つずつ増えていく。

ピークを十二越えるだけあって、険しいクサリやロープの道が続く。

こちらに見えるのが西湖だ。

先に見えるのが、今回の核心部になる十二ヶ岳のピークである。尖がった形は、如何にもこの辺りの主峰とも言うべき山に見える。積雪もかなりありそうだ。

険しい岩場がいくつも続く。リュウとランは怖気て自分で降りられない。飼い主が、抱きかかえて降りていく。


人間さまもやっとこさで降りていく。

九ヶ岳を過ぎる。

十一ヶ岳を過ぎ、今回の核心部へと向かっていく。

十一ヶ岳の下りは、かなりの長さだ、ロープを持って下るだけで手足に力が入る。しかも足元には雪があり滑りやすい。リュウとランは自分で降りられない場所が多く、降ろすのが大変だ。必死の思いでロープを降りた場所には、険しい谷にかかったアルミ製の吊橋があった。

上から、みんなが渡りきるのを見ていたが、滑りやすそうで見ているのも気が気ではなかった。無雪期なら、スリルのある場所くらいの認識で笑い話で済ませるが、今回のように雪が中途半端にある時は、スリルと言うより危険である。ひとたび気を許せば、谷底にまっさかさまである。みんな、岩場で緊張しながら両手両足を使って降りてきたのでかなりへばっていた。

なんとか6人と2匹が無事吊橋を渡り終えた。しかし、これで危険が終わったわけではない。降りたからには登らなければ十二ヶ岳に立つことは出来ない。本当にきつかったのは、ここからの登りだった。雪があって滑るし、坂は急、ロープも嫌になるほど長い。昔登ったことがあったが、これほどきついという記憶はなかった。雪があるだけで、こんなにも厳しい登山になるとは…。山は、やはりなめてはいけないものだ。
雨も降り出し、もう写真を撮る余裕もない。あとは、十二ヶ岳に早く着きたいだけだった。やっと緩やかな道となり、100mほど進むと十二ヶ岳の山頂1683mに着いた。カメラのレンズが雨に濡れボヤけてしまった。

十二ヶ岳からは金山、鬼ヶ岳まで縦走して下山する予定だったが、この先も同じような険しい道が続き、犬を連れて行くには無理がありそうなので、そのまま下山することにした。十二ヶ岳から、西湖沿岸方面への下山道をへて文化洞トンネルの駐車場に戻った。予定通り行ったら、無事に帰れたかわからない。天気も今一つだったので早めの撤退で良かった。全員無事でかえるのが山の鉄則だ。
まずは、毛無山の登山口である西湖の文化洞トンネル前の駐車場に車を止めた。天気がよければ、結構何台かの車が止まっているはずだったが、この日は我々の車だけだった。駐車場には、雪がかなり残っており、山頂付近もかなりの積雪があると聞いていた。

登山口を出発したのが午前9時ちょうどだ。しばらく上って振り返ると、富士山が大きく見えていた。この時期としては、かなりの積雪量である。

足元方向には、河口湖が見える。

一時間半ほどで毛無山1500mの山頂に到着する。風がなく、思ったより温かい。急な坂道を登ってきたので汗もかなり出ていた。

毛無山で小休止をしていると、リュウとランが早くしろとばかりに、先に駆け出していく。

これからは、十二のピークを越えていくことになる。最初のピークが一ヶ岳。

二ヶ岳を過ぎ、三ヶ岳。以後、一つずつ増えていく。

ピークを十二越えるだけあって、険しいクサリやロープの道が続く。

こちらに見えるのが西湖だ。

先に見えるのが、今回の核心部になる十二ヶ岳のピークである。尖がった形は、如何にもこの辺りの主峰とも言うべき山に見える。積雪もかなりありそうだ。

険しい岩場がいくつも続く。リュウとランは怖気て自分で降りられない。飼い主が、抱きかかえて降りていく。


人間さまもやっとこさで降りていく。

九ヶ岳を過ぎる。

十一ヶ岳を過ぎ、今回の核心部へと向かっていく。

十一ヶ岳の下りは、かなりの長さだ、ロープを持って下るだけで手足に力が入る。しかも足元には雪があり滑りやすい。リュウとランは自分で降りられない場所が多く、降ろすのが大変だ。必死の思いでロープを降りた場所には、険しい谷にかかったアルミ製の吊橋があった。

上から、みんなが渡りきるのを見ていたが、滑りやすそうで見ているのも気が気ではなかった。無雪期なら、スリルのある場所くらいの認識で笑い話で済ませるが、今回のように雪が中途半端にある時は、スリルと言うより危険である。ひとたび気を許せば、谷底にまっさかさまである。みんな、岩場で緊張しながら両手両足を使って降りてきたのでかなりへばっていた。

なんとか6人と2匹が無事吊橋を渡り終えた。しかし、これで危険が終わったわけではない。降りたからには登らなければ十二ヶ岳に立つことは出来ない。本当にきつかったのは、ここからの登りだった。雪があって滑るし、坂は急、ロープも嫌になるほど長い。昔登ったことがあったが、これほどきついという記憶はなかった。雪があるだけで、こんなにも厳しい登山になるとは…。山は、やはりなめてはいけないものだ。
雨も降り出し、もう写真を撮る余裕もない。あとは、十二ヶ岳に早く着きたいだけだった。やっと緩やかな道となり、100mほど進むと十二ヶ岳の山頂1683mに着いた。カメラのレンズが雨に濡れボヤけてしまった。

十二ヶ岳からは金山、鬼ヶ岳まで縦走して下山する予定だったが、この先も同じような険しい道が続き、犬を連れて行くには無理がありそうなので、そのまま下山することにした。十二ヶ岳から、西湖沿岸方面への下山道をへて文化洞トンネルの駐車場に戻った。予定通り行ったら、無事に帰れたかわからない。天気も今一つだったので早めの撤退で良かった。全員無事でかえるのが山の鉄則だ。