19日は朝から雨となっていたが、観光スポットを回るだけなので雨でも問題ない。城崎温泉に行ったら帰りには玄武洞にも絶対寄るべきだ。行く前までは、ちょっとした洞窟巡りをするのかと思っていたが、これがなかなか予想をはるかに上回るすごい場所だった。民宿からは、10分ほどで玄武洞公園に到着する。
玄武洞は160万年前に起こった火山活動によって、山頂から流れ出したマグマが冷えて固まる時に、規則正しいきれいな割れ目の柱状節理の石柱が作り出されている場所だ。玄武洞公園には、玄武洞の他、青龍洞、白虎洞、南朱雀洞、北朱雀洞という天の四方を守護する神獣の名前が冠された洞窟がある。
公園入口から中に入っていくと、玄武洞のプレートが見え、その奥に巨大な岩窟が広がっていた。
まるで人工的に作られたかのような石柱が、縦・横・斜めと伸びている。これが自然によって作られたものとはとても思えないほど規則的な造形物だ。また、洞窟が地下に続く入り口のように見えるが、ここだけはかつて人間が石を採掘するために掘り出された跡だという。また、この玄武洞では方位磁石を近づけるとNS極が反対になるそうだ。まさにパワースポットというにふさわしく、地場逆転の世界的な発見場所にもなっているそうだ。
こちらは、迫力ある柱状節理の絶壁がそそり立つ青龍洞だ。高さ33メートル、幅40メートル。最も長い節理は15メートルもあり凄い迫力がある。うねるように伸びる節理から「龍が昇る姿に似ている」と青龍洞と呼ばれるようになったそうだ。
大きさでは玄武洞が優っているが、見た目では青龍洞の柱状節理の迫力が抜きん出ている。
これは白虎洞。横に伸びた節理の断面が、まるで石垣のようにみえる。
南朱雀洞では、よく晴れた初夏の午後、洞の中に差し込んだ日の光が水面を反射し、節理の天井に光を映すことがあるそうだ。
南朱雀洞の隣にあるのが、北朱雀洞。
円山川の向こうには、玄武洞駅に山陰本線の電車が入っていくところだった。
玄武洞公園から、車で10分ほどでコウノトリの郷公園に着く。日本国内では、いったん絶滅してしまったコウノトリ。そんなコウノトリを保護し、豊かな自然の中で、コウノトリとその他の野生動物と共存できる環境を創造するために開設されたのがこの公園だ。
公園内のコウノトリ文化館には、コウノトリの剥製や活動内容が展示されている。
コウノトリ文化館の西側は、広く開放され、建物内からコウノトリを観察できる。飼育員からコウノトリの生態等の説明を受けた。
ゲージ内で飼育されているコウノトリ。
木の上に止まっているのはアオサギ。コウノトリではなかった。
この高いポールの上がコウノトリの巣になるそうだ。
兵庫県のこの場所で、コウノトリの飼育が行われていたなんて全く知らなかった。ここでのコウノトリの野生復帰に向けた研究成果によって、コウノトリの数は100羽を超すまでになったそうだ。そして、平成26年3月には、豊岡生まれの1羽のメスが韓国まで飛んで行ったという。まったく、コウノトリの飛行距離はスゴイものだ。
さて、今回のツアーの最後は、あの有名な "天空の城" や "日本のマチュピチュ" と呼ばれている兵庫県朝来市の "竹田城"である。コウノトリの郷公園から1時間ほど車を走らせ、山城の里に車を止める。竹田城入口は、マイカーで行けないので天空バスに乗り換え、いよいよこれから竹田城跡に入っていく。
バス停から坂道を20分ほど歩くと、やっと城跡だ。立派な石垣の間を登っていく。まさに天空の山城にふさわしい。
本丸・天守台跡が見えてきた。
その先には、南二の丸、南千畳が見える。
この石垣を上がると本丸・天守台跡である。
天守台跡で記念撮影。建物はないが、景色は抜群だ。
車を駐車した山城の里があんなにも小さく見える。
こちらは、播但連絡道の虎臥城(とらふすじょう)大橋である。連続アーチを描く美しい橋は、まるでヨーロッパの光景のようだ。この橋も一見の価値がある。
南二の丸から天守台跡を見たところ。
大手門を出ると竹田城散策は終わりだ。
城内は一方通行でバス停まで戻るものの、バスが来るまでの待ち時間があるので、そのまま車道を歩いて駐車場まで戻った。竹田城散策は、ちょっとした山登りになるので運動しやすい格好で行ったほうがいい。
残念ながら、有名な雲海に浮かぶ竹田城の姿を見ることはできなかった。これは、ポスターの写真だ。なかなかこういう風景に出会えることは少ないのだ。
しかしながら、前日の早朝は、まさにポスターどおりの景色が見られたそうである。以下の写真は、イノさんが一足早く竹田城の東南に位置する朝来山「立雲峡」から撮った貴重な竹田城の写真だ。こんな景色を、自分の目で見てみたかった。
玄武洞は160万年前に起こった火山活動によって、山頂から流れ出したマグマが冷えて固まる時に、規則正しいきれいな割れ目の柱状節理の石柱が作り出されている場所だ。玄武洞公園には、玄武洞の他、青龍洞、白虎洞、南朱雀洞、北朱雀洞という天の四方を守護する神獣の名前が冠された洞窟がある。
公園入口から中に入っていくと、玄武洞のプレートが見え、その奥に巨大な岩窟が広がっていた。
まるで人工的に作られたかのような石柱が、縦・横・斜めと伸びている。これが自然によって作られたものとはとても思えないほど規則的な造形物だ。また、洞窟が地下に続く入り口のように見えるが、ここだけはかつて人間が石を採掘するために掘り出された跡だという。また、この玄武洞では方位磁石を近づけるとNS極が反対になるそうだ。まさにパワースポットというにふさわしく、地場逆転の世界的な発見場所にもなっているそうだ。
こちらは、迫力ある柱状節理の絶壁がそそり立つ青龍洞だ。高さ33メートル、幅40メートル。最も長い節理は15メートルもあり凄い迫力がある。うねるように伸びる節理から「龍が昇る姿に似ている」と青龍洞と呼ばれるようになったそうだ。
大きさでは玄武洞が優っているが、見た目では青龍洞の柱状節理の迫力が抜きん出ている。
これは白虎洞。横に伸びた節理の断面が、まるで石垣のようにみえる。
南朱雀洞では、よく晴れた初夏の午後、洞の中に差し込んだ日の光が水面を反射し、節理の天井に光を映すことがあるそうだ。
南朱雀洞の隣にあるのが、北朱雀洞。
円山川の向こうには、玄武洞駅に山陰本線の電車が入っていくところだった。
玄武洞公園から、車で10分ほどでコウノトリの郷公園に着く。日本国内では、いったん絶滅してしまったコウノトリ。そんなコウノトリを保護し、豊かな自然の中で、コウノトリとその他の野生動物と共存できる環境を創造するために開設されたのがこの公園だ。
公園内のコウノトリ文化館には、コウノトリの剥製や活動内容が展示されている。
コウノトリ文化館の西側は、広く開放され、建物内からコウノトリを観察できる。飼育員からコウノトリの生態等の説明を受けた。
ゲージ内で飼育されているコウノトリ。
木の上に止まっているのはアオサギ。コウノトリではなかった。
この高いポールの上がコウノトリの巣になるそうだ。
兵庫県のこの場所で、コウノトリの飼育が行われていたなんて全く知らなかった。ここでのコウノトリの野生復帰に向けた研究成果によって、コウノトリの数は100羽を超すまでになったそうだ。そして、平成26年3月には、豊岡生まれの1羽のメスが韓国まで飛んで行ったという。まったく、コウノトリの飛行距離はスゴイものだ。
さて、今回のツアーの最後は、あの有名な "天空の城" や "日本のマチュピチュ" と呼ばれている兵庫県朝来市の "竹田城"である。コウノトリの郷公園から1時間ほど車を走らせ、山城の里に車を止める。竹田城入口は、マイカーで行けないので天空バスに乗り換え、いよいよこれから竹田城跡に入っていく。
バス停から坂道を20分ほど歩くと、やっと城跡だ。立派な石垣の間を登っていく。まさに天空の山城にふさわしい。
本丸・天守台跡が見えてきた。
その先には、南二の丸、南千畳が見える。
この石垣を上がると本丸・天守台跡である。
天守台跡で記念撮影。建物はないが、景色は抜群だ。
車を駐車した山城の里があんなにも小さく見える。
こちらは、播但連絡道の虎臥城(とらふすじょう)大橋である。連続アーチを描く美しい橋は、まるでヨーロッパの光景のようだ。この橋も一見の価値がある。
南二の丸から天守台跡を見たところ。
大手門を出ると竹田城散策は終わりだ。
城内は一方通行でバス停まで戻るものの、バスが来るまでの待ち時間があるので、そのまま車道を歩いて駐車場まで戻った。竹田城散策は、ちょっとした山登りになるので運動しやすい格好で行ったほうがいい。
残念ながら、有名な雲海に浮かぶ竹田城の姿を見ることはできなかった。これは、ポスターの写真だ。なかなかこういう風景に出会えることは少ないのだ。
しかしながら、前日の早朝は、まさにポスターどおりの景色が見られたそうである。以下の写真は、イノさんが一足早く竹田城の東南に位置する朝来山「立雲峡」から撮った貴重な竹田城の写真だ。こんな景色を、自分の目で見てみたかった。