昨年の11月に走った京都一周トレイルの続きを再開した。1日目は、台風の被害で通行止めとなっていた北山西部コースの白雲橋からスタートし北に向かうコースだ。まずは、京都駅に集合という事でラン友が京都駅前に集まった。

京都タワーの見える中央口バスターミナルから、高雄方面行のJRバスに乗る。

槙ノ尾バス停でバスを降り、白雲橋まで向かう。朝から天気がいいはずだったが、思いのほか曇っていて気温が低く肌寒いスタートとなった。

清滝川の流れを見ながら、白雲橋の袂から前回の続きだ。

落ち葉が積もる舗装道路を進む。

緩やかだが、長い登りが続く。

ススキの群落が、うっすらと射してきた日差しで白く輝いている。

ここから本格的な登山道の入り口だ。熊出没注意の看板も出ている。

北山杉の立ち並ぶ山道を進む。

倒木で覆いつくされている個所もあり、未だ台風の傷跡が色濃く残っているようだ。

広い遊歩道に出ると、見通しが良くなり走りやすくなってきた。

開けた場所に出ると、菩提川を堰き止めて作られたという沢ノ池に着いた。水面に紅葉した樹木が映り、いい雰囲気の場所だ。


沢ノ池をバックに記念撮影。

沢ノ池から15分くらい進むと、突然トレイルコースが通行止めになっていた。その先に行かなければ今回のコースの続きができない。どうしようかと困ってしまったが、直ぐ近くに踏み跡らしきものが見つかった。誰かが山の斜面をよじ登り進んでいったような痕跡があり、我々もそれを頼りに道なき道を進んで行った。

数分後に登山道が見つかり何とか正規のルートに下りることが出来た。

振り返って登山道の先を見ると大きく斜面が崩れ、道が完全になくなっていた。

何とか難所をクリアしたものの、上ノ水峠まで来ると、またしてもその先が通行止めになっており、どうしたものかと悩んだが、迂回コースが示されていたので、これ以上危険なコースを通るわけにはいかないと、その迂回コースで進むことにした。しかし、迂回コースは4キロほどもあり、正規のコースの3倍以上もあって長い時間を要してしまった。
1時間かけて正規のルートに戻る。京見峠茶屋という茶屋があったが、今は営業してないようだ。

京見峠に到着する。長坂峠とも呼ばれ、京都府道31号西陣杉坂線(長坂)上に位置する、標高446mの峠だ。若狭国方面から上洛する際、最初に京の街を見下ろすことができた峠として知られており、そこからこの名がついたという。軍記物語『太平記』には、「京中を足下に見下ろせる峠」という記述があるそうだ。

天気が良くなってきて、讃州寺という廃寺の紅葉がきれいだった。

この日一番の紅葉スポットでも記念撮影。

氷室口まで来ると、レストランとトイレの看板があったので、レストランまで行ってみることにした。そばかうどんの店かと思いきや、ハンバーグなどの洋食がメインのおしゃれなレストランだった。トイレを借りて、食事もしていこうかと思ったが、結構お客が多くて、時間がかかりそうなので、そのまま引き返して先に進むことにした。

結局、氷室集落の空き家の軒先で持参した食料を食べて昼食にすることにした。

「2019秋・京都一周トレイル:1日目氷室~鞍馬寺」に続く。

京都タワーの見える中央口バスターミナルから、高雄方面行のJRバスに乗る。

槙ノ尾バス停でバスを降り、白雲橋まで向かう。朝から天気がいいはずだったが、思いのほか曇っていて気温が低く肌寒いスタートとなった。

清滝川の流れを見ながら、白雲橋の袂から前回の続きだ。

落ち葉が積もる舗装道路を進む。

緩やかだが、長い登りが続く。

ススキの群落が、うっすらと射してきた日差しで白く輝いている。

ここから本格的な登山道の入り口だ。熊出没注意の看板も出ている。

北山杉の立ち並ぶ山道を進む。

倒木で覆いつくされている個所もあり、未だ台風の傷跡が色濃く残っているようだ。

広い遊歩道に出ると、見通しが良くなり走りやすくなってきた。

開けた場所に出ると、菩提川を堰き止めて作られたという沢ノ池に着いた。水面に紅葉した樹木が映り、いい雰囲気の場所だ。


沢ノ池をバックに記念撮影。

沢ノ池から15分くらい進むと、突然トレイルコースが通行止めになっていた。その先に行かなければ今回のコースの続きができない。どうしようかと困ってしまったが、直ぐ近くに踏み跡らしきものが見つかった。誰かが山の斜面をよじ登り進んでいったような痕跡があり、我々もそれを頼りに道なき道を進んで行った。

数分後に登山道が見つかり何とか正規のルートに下りることが出来た。

振り返って登山道の先を見ると大きく斜面が崩れ、道が完全になくなっていた。

何とか難所をクリアしたものの、上ノ水峠まで来ると、またしてもその先が通行止めになっており、どうしたものかと悩んだが、迂回コースが示されていたので、これ以上危険なコースを通るわけにはいかないと、その迂回コースで進むことにした。しかし、迂回コースは4キロほどもあり、正規のコースの3倍以上もあって長い時間を要してしまった。
1時間かけて正規のルートに戻る。京見峠茶屋という茶屋があったが、今は営業してないようだ。

京見峠に到着する。長坂峠とも呼ばれ、京都府道31号西陣杉坂線(長坂)上に位置する、標高446mの峠だ。若狭国方面から上洛する際、最初に京の街を見下ろすことができた峠として知られており、そこからこの名がついたという。軍記物語『太平記』には、「京中を足下に見下ろせる峠」という記述があるそうだ。

天気が良くなってきて、讃州寺という廃寺の紅葉がきれいだった。

この日一番の紅葉スポットでも記念撮影。

氷室口まで来ると、レストランとトイレの看板があったので、レストランまで行ってみることにした。そばかうどんの店かと思いきや、ハンバーグなどの洋食がメインのおしゃれなレストランだった。トイレを借りて、食事もしていこうかと思ったが、結構お客が多くて、時間がかかりそうなので、そのまま引き返して先に進むことにした。

結局、氷室集落の空き家の軒先で持参した食料を食べて昼食にすることにした。

「2019秋・京都一周トレイル:1日目氷室~鞍馬寺」に続く。