3日目は、当初、余市市の余市岳に登る予定だったが、ロープウェイが運休中と言うことで、登山時間が大幅に増えてしまうことから中止して、小樽周辺の観光に切り替える事にした。
朝一で、小樽港内にあるクルーズ船の受付に向かい、青の洞窟クルーズに参加する。青の洞窟は断崖絶壁に現れる小樽の隠れた名所だ。陸からは見に行くことができないので、海から洞窟を目指すツアーだ。
まずは、明治時代に建設された日本で最初のコンクリート製の防波堤で、北海道遺産に登録されているという小樽北防波堤をすり抜けていく。
大海原に飛び出すと、湾内とは違い、そこそこ揺れがあってスリルがある。万一の時のために腰には海水を含むと急激に膨らむという救命具を付けている。
観覧車が見えるのは小樽水族館だ。
トド岩。名前の由来は、毎年春先にトドがくつろいでいるからという。もうトドはいないが、カモメが多数羽を休めている。
赤岩山。ロッククライミングで全国的に非常に有名な場所だ。この辺の地層は1500万年前の地層と言われ、まさに秘境だ。ゴツゴツした岩肌と古代の地層が合わさった情緒を感じることができる。
巨大なクマが立ち上がっているようなクマ岩。
断層が連なる岩壁と洞窟が見えてきた。
先行していた別の観光船が洞窟から出てきた。
我々もいよいよ青の洞窟に入っていく。
洞窟は、入口と出口が別にあり、ぐるっと周回できる。一面のブルーの海面は神秘的だ。季節によって輝き方が変わるので、いつ訪れても新鮮な驚きがあるという。
ウミツバメが飛び交う洞窟内を回っていくと、出口が見えてきた。
洞窟を出ても、付近の海面は濃いブルーだ。
窓岩。窓岩の向こうにはモアイ岩と呼ばれる岩が見える。
クルーズのクライマックスは、トド岩周辺でのカモメへの餌やり体験だ。船長がかっぱえびせんを周辺に蒔くと、カモメが集まってきた。
かっぱえびせんを一つ摘まんで空に向けると、カモメが上手に咥えていく。
船の周りには、いつの間にかたくさんのカモメが集まっていた。
80分ほどのクルーズを終え、小樽市内の市場で買い物をしてから余市方面に向かう。ちょうどお昼近くとなり、最近テレビでも紹介されたという、ウニ専門店「世壱屋」でウニいくら丼を食べていく。
すぐに、ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所に到着する。あらかじめ工場見学を予約しておいたので、13時からの工場見学ツアーに参加する。
ガイドさんに連れられて工場内に入っていく。
蒸留釜のある建物。ここでは、今でも石炭をくべて蒸留作業を行っているそうだ。
ウイスキーができるまでの製造工程が紹介されている。
RITA HOUSU。創業者である竹鶴政孝の奥さんであるリタ・竹鶴にちなんでいる建物。以前は研究室として使われていて、リタハウスの中でさまざまな銘柄が生み出されたという。ニッカウヰスキーの初代のRare Old Nikkaや丸びんニッキー、ブラックニッカシリーズやスーパーニッカなど、数々の名ブレンドのゆりかごでもあるそうだ。
ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏とリタ夫人が結婚後の生涯を送った邸宅。2人は当初工場の敷地内に自宅を建てて住んでいたが、夜中でも工場の様子が気になって休まらないということで、余市川を隔てた山田町に家を移築。現在、敷地内にある旧竹鶴邸は、平成14年(2002)に再移築されたもので、平成17年(2005)2月にキルン塔や蒸溜棟などと共に国の登録有形文化財に認定されている。
倉庫に保管されているウイスキーの樽。
ブラックニッカのラベルに描かれていることでお馴染みのヒゲの立派な男性。ニッカウヰスキー株式会社のマスコットキャラクターだ。この男性は、19世紀英国の「W・P・ローリー卿」という人物。ローリー卿は、香りの効き分けが得意であったとされるウイスキーブレンドの名人で、「キング・オブ・ブレンダーズ(ブレンドの王様)」と呼ばれていた。描かれているのは、ウイスキーの原酒をテイスティングしている姿なのだ。ところで、ニッカという名前は何故付いているのか気になっていたが、最初は「大日本果汁株式会社」という会社が設立され、同社の略称「日果(にっか)」の片仮名書きが現在のブランド名になったというわけだ。
工場見学の最後は、酒好きにはたまらない試飲コーナーだ。
3種類のウイスキーを試飲できる。私は、運転手なのでソフトドリンクしか試飲できなかったが、他のメンバーはすべて試飲していた。
工場見学が終わると、フリーとなり売店やミュージアムを見学する。
最後は工場の看板を背景に記念写真を撮って、帰路に着いた。
今回、山は予定通りに登ることができなかったが、観光でも十分楽しめることが出来、それなりに満足できた。北海道は、何度行っても景色や食事が素晴らしい。
朝一で、小樽港内にあるクルーズ船の受付に向かい、青の洞窟クルーズに参加する。青の洞窟は断崖絶壁に現れる小樽の隠れた名所だ。陸からは見に行くことができないので、海から洞窟を目指すツアーだ。
まずは、明治時代に建設された日本で最初のコンクリート製の防波堤で、北海道遺産に登録されているという小樽北防波堤をすり抜けていく。
大海原に飛び出すと、湾内とは違い、そこそこ揺れがあってスリルがある。万一の時のために腰には海水を含むと急激に膨らむという救命具を付けている。
観覧車が見えるのは小樽水族館だ。
トド岩。名前の由来は、毎年春先にトドがくつろいでいるからという。もうトドはいないが、カモメが多数羽を休めている。
赤岩山。ロッククライミングで全国的に非常に有名な場所だ。この辺の地層は1500万年前の地層と言われ、まさに秘境だ。ゴツゴツした岩肌と古代の地層が合わさった情緒を感じることができる。
巨大なクマが立ち上がっているようなクマ岩。
断層が連なる岩壁と洞窟が見えてきた。
先行していた別の観光船が洞窟から出てきた。
我々もいよいよ青の洞窟に入っていく。
洞窟は、入口と出口が別にあり、ぐるっと周回できる。一面のブルーの海面は神秘的だ。季節によって輝き方が変わるので、いつ訪れても新鮮な驚きがあるという。
ウミツバメが飛び交う洞窟内を回っていくと、出口が見えてきた。
洞窟を出ても、付近の海面は濃いブルーだ。
窓岩。窓岩の向こうにはモアイ岩と呼ばれる岩が見える。
クルーズのクライマックスは、トド岩周辺でのカモメへの餌やり体験だ。船長がかっぱえびせんを周辺に蒔くと、カモメが集まってきた。
かっぱえびせんを一つ摘まんで空に向けると、カモメが上手に咥えていく。
船の周りには、いつの間にかたくさんのカモメが集まっていた。
80分ほどのクルーズを終え、小樽市内の市場で買い物をしてから余市方面に向かう。ちょうどお昼近くとなり、最近テレビでも紹介されたという、ウニ専門店「世壱屋」でウニいくら丼を食べていく。
すぐに、ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所に到着する。あらかじめ工場見学を予約しておいたので、13時からの工場見学ツアーに参加する。
ガイドさんに連れられて工場内に入っていく。
蒸留釜のある建物。ここでは、今でも石炭をくべて蒸留作業を行っているそうだ。
ウイスキーができるまでの製造工程が紹介されている。
RITA HOUSU。創業者である竹鶴政孝の奥さんであるリタ・竹鶴にちなんでいる建物。以前は研究室として使われていて、リタハウスの中でさまざまな銘柄が生み出されたという。ニッカウヰスキーの初代のRare Old Nikkaや丸びんニッキー、ブラックニッカシリーズやスーパーニッカなど、数々の名ブレンドのゆりかごでもあるそうだ。
ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏とリタ夫人が結婚後の生涯を送った邸宅。2人は当初工場の敷地内に自宅を建てて住んでいたが、夜中でも工場の様子が気になって休まらないということで、余市川を隔てた山田町に家を移築。現在、敷地内にある旧竹鶴邸は、平成14年(2002)に再移築されたもので、平成17年(2005)2月にキルン塔や蒸溜棟などと共に国の登録有形文化財に認定されている。
倉庫に保管されているウイスキーの樽。
ブラックニッカのラベルに描かれていることでお馴染みのヒゲの立派な男性。ニッカウヰスキー株式会社のマスコットキャラクターだ。この男性は、19世紀英国の「W・P・ローリー卿」という人物。ローリー卿は、香りの効き分けが得意であったとされるウイスキーブレンドの名人で、「キング・オブ・ブレンダーズ(ブレンドの王様)」と呼ばれていた。描かれているのは、ウイスキーの原酒をテイスティングしている姿なのだ。ところで、ニッカという名前は何故付いているのか気になっていたが、最初は「大日本果汁株式会社」という会社が設立され、同社の略称「日果(にっか)」の片仮名書きが現在のブランド名になったというわけだ。
工場見学の最後は、酒好きにはたまらない試飲コーナーだ。
3種類のウイスキーを試飲できる。私は、運転手なのでソフトドリンクしか試飲できなかったが、他のメンバーはすべて試飲していた。
工場見学が終わると、フリーとなり売店やミュージアムを見学する。
最後は工場の看板を背景に記念写真を撮って、帰路に着いた。
今回、山は予定通りに登ることができなかったが、観光でも十分楽しめることが出来、それなりに満足できた。北海道は、何度行っても景色や食事が素晴らしい。