後続のメンバーも胸突岩を登ってきて、全員が「蟻の塔渡り」の入り口に揃った。
私がまず先頭を行き、その後をそろりそろりと後続のメンバーが続く。
ときおり風が強く吹くときがあり、さすがにまっすぐ立つのは怖いので、みんな中腰か這いつくばっている。
一気に前に行くのも疲れるので、途中で中休み。
1人だけ立っているメンバーがいて、なかなかの強者だ。
それでも全員無事に、蟻の塔渡りと剣の刃渡りを通り抜け、八方睨に到着する。八方睨からの展望は素晴らしい。雪をかぶった北アルプスがしっかり見える。
そして、正面には、百名山の高妻山の鋭い峰がそそり立っている。
八方睨から数分で戸隠山山頂1904mに到着する。
みんな着いたところで、もう一度集合写真。
山頂でランチ休憩をしていたら、二人のトレイルランナーがやってきた。男性は、飯野航さんといい、世界でも名だたるトレイルランナーだ、世界中の自然を走りたい!という事で、毎日の通勤ランで往復40km、月に1000km走るという。女性は、枝元香菜子さんといい、トレイルランナーとして国内外のレースに参戦している若手のアスリートだ。前日の善光寺ラウンドトレイルで優勝していたという。
トレイルランナーの世界では超有名人という事で、飯野さんと一緒に記念写真を撮る。その後、二人はあっという間に先に行ってしまった。
戸隠山山頂から先は、怖い岩場はあまりないが、登山道の片側は垂直に切り立った断崖絶壁が続く。
下を見下ろすと、戸隠神社への参道や飯縄山、スキー場が良く見える。
その後もいくつかのアップダウンを繰り返すと、一不動避難小屋に着く。小屋からは、戸隠牧場に向けての下りとなる。
不覚にも、雪渓で滑ったときに力が入ってしまい、足が攣ってしまった。冷たい雪の上でしばらく立てなかった。
やっと立てるようになり、下っていくと、氷清水の湧き水で一息つくことが出来た。
その後も沢沿いの道を下り、岩盤をトラバースする。
岩が濡れているので、滑りやすい。
トラバースの後は、垂直に下る。
大きな岩がゴロゴロしている沢沿いの道を進む。
一枚岩の端で鎖を頼りに下っていく。すぐ横には、水がザーザーと流れている。
やっと戸隠牧場の入り口に着いた。ここまでくれば、足元もしっかりしていて、安全な道だ。
一面ニリンソウのお花畑だ。
牧場内のカフェ前まで来て、戸隠山を仰ぎ見る。あんなとこ良く歩いてきたなあと、みんな安堵のため息が出ていた。
無事下山のご褒美という事で、カフェでソフトクリームやケーキをいただく。
車に戻り、近くの戸隠神告げ温泉で戸隠そばをいただき、温泉に入って帰路についた。
15年前に登った時は、スリルがあって楽しかったという記憶しかなかったが、今回は、恐怖感も倍増で体も悲鳴を上げていたのがよく分かった。歳を取ったら、山は体力を過信せず、慎重に歩かなければと思った。
参考1.戸隠山の高低図&コースタイム
参考2.戸隠山のコースマップ
私がまず先頭を行き、その後をそろりそろりと後続のメンバーが続く。
ときおり風が強く吹くときがあり、さすがにまっすぐ立つのは怖いので、みんな中腰か這いつくばっている。
一気に前に行くのも疲れるので、途中で中休み。
1人だけ立っているメンバーがいて、なかなかの強者だ。
それでも全員無事に、蟻の塔渡りと剣の刃渡りを通り抜け、八方睨に到着する。八方睨からの展望は素晴らしい。雪をかぶった北アルプスがしっかり見える。
そして、正面には、百名山の高妻山の鋭い峰がそそり立っている。
八方睨から数分で戸隠山山頂1904mに到着する。
みんな着いたところで、もう一度集合写真。
山頂でランチ休憩をしていたら、二人のトレイルランナーがやってきた。男性は、飯野航さんといい、世界でも名だたるトレイルランナーだ、世界中の自然を走りたい!という事で、毎日の通勤ランで往復40km、月に1000km走るという。女性は、枝元香菜子さんといい、トレイルランナーとして国内外のレースに参戦している若手のアスリートだ。前日の善光寺ラウンドトレイルで優勝していたという。
トレイルランナーの世界では超有名人という事で、飯野さんと一緒に記念写真を撮る。その後、二人はあっという間に先に行ってしまった。
戸隠山山頂から先は、怖い岩場はあまりないが、登山道の片側は垂直に切り立った断崖絶壁が続く。
下を見下ろすと、戸隠神社への参道や飯縄山、スキー場が良く見える。
その後もいくつかのアップダウンを繰り返すと、一不動避難小屋に着く。小屋からは、戸隠牧場に向けての下りとなる。
不覚にも、雪渓で滑ったときに力が入ってしまい、足が攣ってしまった。冷たい雪の上でしばらく立てなかった。
やっと立てるようになり、下っていくと、氷清水の湧き水で一息つくことが出来た。
その後も沢沿いの道を下り、岩盤をトラバースする。
岩が濡れているので、滑りやすい。
トラバースの後は、垂直に下る。
大きな岩がゴロゴロしている沢沿いの道を進む。
一枚岩の端で鎖を頼りに下っていく。すぐ横には、水がザーザーと流れている。
やっと戸隠牧場の入り口に着いた。ここまでくれば、足元もしっかりしていて、安全な道だ。
一面ニリンソウのお花畑だ。
牧場内のカフェ前まで来て、戸隠山を仰ぎ見る。あんなとこ良く歩いてきたなあと、みんな安堵のため息が出ていた。
無事下山のご褒美という事で、カフェでソフトクリームやケーキをいただく。
車に戻り、近くの戸隠神告げ温泉で戸隠そばをいただき、温泉に入って帰路についた。
15年前に登った時は、スリルがあって楽しかったという記憶しかなかったが、今回は、恐怖感も倍増で体も悲鳴を上げていたのがよく分かった。歳を取ったら、山は体力を過信せず、慎重に歩かなければと思った。
参考1.戸隠山の高低図&コースタイム
参考2.戸隠山のコースマップ