涸沢小屋の朝食を済ませ、テラスに出ると日の出の時間になってきた。東の空が黄金色に輝いている。
5:40。山の上部がオレンジ色に染まってきた。
左端の常念岳山頂付近は赤くなっており、日の出になっているようだ。手前の屏風の頭の後ろから日がのぼってきているはずだ。
涸沢より日の出は見えないが、奥穂高岳・涸沢岳に朝陽が当たるモルゲンロートがはっきり見えていた。数分の間で微妙に色が変化していくのが神々しいくらいだ。
モルゲンロートを見ることができて、今日はいい天気になりそうだと期待が膨らんだ。5:50。涸沢小屋を出発する。
北穂に向かう登山道も、いい具合に紅葉が始まっている。
30分ほど歩くと、涸沢ヒュッテとテント村が小さく見えている。
そして、本格的な岩場歩きが始まってきた。
岩稜帯を四つん這いになって登っていく。
6:55。北穂南陵にある長い鎖場の直登が始まる。
鎖が終わると長い鉄梯子が控えている。
難所を乗り越えて一休みすると、涸沢岳と奥穂高岳がよく見えた。
東側には、常念岳、蝶ヶ岳なども良く見えている。
その後も、いくつかの鎖場や岩稜帯を進む。
8:10。北穂高岳山頂3106mに登頂だ。
北穂高岳山頂からは、笠ヶ岳もよく見える。
北穂高岳から涸沢岳へ向かうルートも荒々しい岩稜が続いている。
山頂から少し下ると北穂高小屋があり、テラスでコーヒーブレイクだ。20分ほど休憩したあと、涸沢岳に向けて出発する。涸沢岳までは2時間半ほどのルートだが、気が抜けない場所が延々と続く。
ザイルとハーネスを装着したパーティも慎重に岩場を登っていた。
10:30。難所を乗り越えやっと涸沢槍に到着する。前方には、巨大なジャンダルムの壁が聳えていた。
涸沢岳山頂は、間近だ。
10:45。涸沢岳山頂3110mに到着する。
前方の奥穂高岳山頂には、多くの人影が見える。
そして、真下には今夜泊まる穂高岳山荘の屋根が見える。
穂高岳山荘までは15分くらいで下山し、11時には着いてしまった。時間があるので、奥穂高岳山頂往復もできたが、思いのほか天気が悪化して辺りはガスで真っ白となり、登っても楽しくもないので山小屋で時間を持て余すしかなかった。
参考1.2日目のコースマップ
参考2.2日目の高低図
「2016穂高連峰縦走:3日目」に続く。
5:40。山の上部がオレンジ色に染まってきた。
左端の常念岳山頂付近は赤くなっており、日の出になっているようだ。手前の屏風の頭の後ろから日がのぼってきているはずだ。
涸沢より日の出は見えないが、奥穂高岳・涸沢岳に朝陽が当たるモルゲンロートがはっきり見えていた。数分の間で微妙に色が変化していくのが神々しいくらいだ。
モルゲンロートを見ることができて、今日はいい天気になりそうだと期待が膨らんだ。5:50。涸沢小屋を出発する。
北穂に向かう登山道も、いい具合に紅葉が始まっている。
30分ほど歩くと、涸沢ヒュッテとテント村が小さく見えている。
そして、本格的な岩場歩きが始まってきた。
岩稜帯を四つん這いになって登っていく。
6:55。北穂南陵にある長い鎖場の直登が始まる。
鎖が終わると長い鉄梯子が控えている。
難所を乗り越えて一休みすると、涸沢岳と奥穂高岳がよく見えた。
東側には、常念岳、蝶ヶ岳なども良く見えている。
その後も、いくつかの鎖場や岩稜帯を進む。
8:10。北穂高岳山頂3106mに登頂だ。
北穂高岳山頂からは、笠ヶ岳もよく見える。
北穂高岳から涸沢岳へ向かうルートも荒々しい岩稜が続いている。
山頂から少し下ると北穂高小屋があり、テラスでコーヒーブレイクだ。20分ほど休憩したあと、涸沢岳に向けて出発する。涸沢岳までは2時間半ほどのルートだが、気が抜けない場所が延々と続く。
ザイルとハーネスを装着したパーティも慎重に岩場を登っていた。
10:30。難所を乗り越えやっと涸沢槍に到着する。前方には、巨大なジャンダルムの壁が聳えていた。
涸沢岳山頂は、間近だ。
10:45。涸沢岳山頂3110mに到着する。
前方の奥穂高岳山頂には、多くの人影が見える。
そして、真下には今夜泊まる穂高岳山荘の屋根が見える。
穂高岳山荘までは15分くらいで下山し、11時には着いてしまった。時間があるので、奥穂高岳山頂往復もできたが、思いのほか天気が悪化して辺りはガスで真っ白となり、登っても楽しくもないので山小屋で時間を持て余すしかなかった。
参考1.2日目のコースマップ
参考2.2日目の高低図
「2016穂高連峰縦走:3日目」に続く。