5月に小笠原に行ったばかりで、その余韻が冷め切らない先日、BSプレミアムで“謎の巨大生物を追う「仲間由紀恵 小笠原の海をゆく」”が放送された。第一回 6月30日(土)、第二回 7月1日(日)午後9時~11時と、計4時間のドキュメンタリーだった。長時間にわたる番組だったので、ビデオに録ってしばらく前に見終わったばかりだ。
番組の内容は、小笠原諸島周辺に集まる巨大海洋生物の話がメインで、実際私が回った小笠原の父島や母島の陸地の様子はあまり放送されなかったのが、ちょっと残念だった。それでも、小笠原海洋センターの様子や、海洋センターで出会った研究者の人が登場したり、天然記念物のメグロやアカガシラカラスバトが紹介されたり、三日月山展望台や南島の扇池が映ったりして懐かしい風景もいくつかあった。そして、感動的なおがさわら丸出航時のお見送り風景もしっかり放送されていた。
番組では、女優の仲間由紀恵が、謎と神秘に満ちた巨大な海洋生物の魅力に迫るということで、怪物と恐れられてきたダイオウイカ、数千mの深海に潜る潜水王マッコウクジラ、不思議なソングを歌うザトウクジラなどの生態を、体当たりで紹介してくれた。
東京都でありながら東京から25時間半の長い船旅でしかいけない小笠原諸島の魅力を余すことなく伝えてくれた気がする。小笠原の海は、謎に満ちた巨大な生物が集う世界有数のスポットなのである。海の怪物“クラーケン”と恐れられてきた世界最大の無脊椎動物・ダイオウイカの目撃例は世界一と言われ、そのダイオウイカと深海で壮絶なバトルを繰り広げるという“潜水王”マッコウクジラが集まるマッコウ・ポイントという不思議な場所も存在するという。そして、ほ乳類最長の“腕”とされる巨大な胸びれを持つザトウクジラの母親が、絶食しながら懸命の子育てを行う日本最大の繁殖地でもあるのだ。
特に、素晴らしかったのは、巨大なマッコウクジラが潮を吹いたり巨体をジャンプしたりと生の映像が撮られていたことだ。また、ザトウクジラの群れが泳いでいる様子や、尾びれを撮影して個々のクジラを識別しているというのも興味深い話だ。また、仲間由紀恵がイルカ達と一緒に泳ぐドルフィンスイムは、まさに幻想の世界にいざなってくれる。青い海の中で、イルカと人間がこんな風に交流できるってまさに感動物である。他にも俳優・宍戸開が水中写真に挑戦し、シロワニというサメを間近で撮影したりしていた。
こんな風景を日本の領海で見ることができるとはかなり意外だった。クジラの群れを見るなんて遠い外国でしか見ることができないものと思っていたが、小笠原は世界でも有数のホエールウォッチングのスポットでもあったのだ。また、イルカの群れにも簡単に出会えるのである。小笠原は、一生のうち一度でも行くことができればいいと思っていたが、これを見てしまったら、クジラを見ることができる季節にまた行ってみたくなった。そして、イルカと一緒に泳ぐことが出来たら、どんなにか感動してしまうだろうと思う。
仲間由紀恵さんや宍戸開さんの泳ぐ様子を見ましたよ。
仲間さんが、イルカと泳ぐシーンやマグロの群れ・マッコウやザトウクジラの泳ぐシーンは、海好きには、たまりませんね。
でも、そんな小笠原に走りに行ったんですよね。
シュノーケリングもしたんですよね。
良いな~。
私は、石垣島から、更に離島の沖へ船で行き、家族四人で泳いだ事が有りますが、熱帯魚と泳いだ経験は、素晴らしい思い出です。
息子は、魚肉ソーセイジを魚にやり手をかじられたりしてました。
5m位の浅い海でしたが、透明度のある深い海で泳いで見たいものです。
沖縄と粗同じ位の緯度ですが、小笠原のあの魚達の量は、凄いですね。
マッコウもザトウもテレビと間近で見るのとでは、違うでしょうね。
沖縄本島や石垣の離島までも以前と比べられない位に汚れました。
小笠原は、いつまでもそのままでで、居て欲しいですね。
良かったでしょう!!
沖縄の海もきれいですが、小笠原の海はそれに増してきれいです。
そして、クジラやイルカの群れがあれほどまでに
見ることができるなんて、凄い場所ですね。
世界遺産として大事に残していって欲しいものです。
小笠原父島の特徴は、花粉症なし(スギ花粉がない) 、空港なし、車は「品川」ナンバー、新聞は定期船が入港後一週間分まとめ販売、平均年齢は東京一低い(39才)ということで、若い人が多い島なんですね。