とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

隠岐の島完走しました

2010-06-20 21:15:34 | マラソン
隠岐の島、ききしにまさる難コースでした。雨も降ったりやんだりとはっきりしない天気でした。それでも14時間以上かかりゴール。坂ばかりで泣きたくなりましたが時間内ゴールでホッとしてます。詳細は後日アップします。

第5回「隠岐の島ウルトラマラソン」に行ってきます

2010-06-19 07:30:12 | マラソン
これから、家を出て新幹線で大阪に向かい、大阪伊丹空港から直行で隠岐の島まで行ってきます。

水平線を臨む海岸線、森林浴トンネル、人の手で開削されたトンネル、島ならではの山肌に清流、島一周を満喫する夕暮れには、漁火がランナーの背を押してくれる・・・。というキャッチコピーに引かれ、エントリーしてしまいました。

前夜祭では、いわがき、隠岐そばなどの日本海の海の幸、特産品がふるまわれ、大会ではチビッコからお年寄りまでが、「飾り気なしの元気」を与えてくれるという噂で大いに楽しみにしています。

天気は、あまり良くないようですが、かんかん照りになって暑いよりはいいので気にしていません。このところあまり走ってないのが心配ですが、無事完走したいと思ってます。

長井好弘さん「落語と川柳ホンネの美学」

2010-06-18 20:59:37 | 社会人大学
3回目の社会人大学は、読売新聞社編集委員で、演芸評論家でもある長井好弘さんが講師だった。現在は、「よみうり時事川柳」の選者として、連日450を越す投句と格闘しているそうだ。また、落語の解説で高座に上がることもあるようだ。

長井さんは、東京・深川新大橋生まれで落語、講談、浪曲、文楽、歌舞伎が三度のメシと同じぐらい好きだという。少年時代から親や親類に手をひかれ落語に接していた。大学に入ってからも、落語研究会に通いに通ったらしい。落語が本当に好きな人のようだ。講義は、落語のルーツが400年前にさかのぼる話やら、江戸の三男(粋なお兄ぃさん)は「力士」「火消し」「八丁堀の旦那」だったという話、江戸の四大グルメは「うなぎ」「そば」「すし」「天ぷら」だったという話、桂文楽師匠の高座の上映など、落語と江戸の庶民の文化を面白おかしく紹介してくれた。

落語は、江戸の庶民の生活や文化を知る上で、あらためて聞いてみると面白い。落語の中にちりばめられた「痛快な言葉」「いなせな言葉」「粋な言葉」などいくつか紹介してくれたが、なかなか興味深い。また、「江戸グルメ」を古川柳で探るというのも面白かった。

また大江戸の最大の娯楽スポット「吉原」といえば、遊郭があった場所として有名である。当時は「お江戸モード」の発信地であり、今でも昔のままの通りが残っている町である。現在でも、風俗営業の店が立ち並び、昼と夜では様相が一変する町だが、「吉原」を散策して江戸文化の名残を確かめておくのもいいとのことだった。やはり、文化的な側面から「吉原」を散策するなら昼間に行くべきだろう。

「電子書籍」時代の本格的幕開けか

2010-06-17 22:46:00 | 読書
今日、気になったニュースは、電子書籍「AiR【エア】」が出版社を介さずに刊行されたことだ。多額のコストがかかる紙の本と違い、電子書籍の企画はリスクが少ないのでこれから新たに本を出版しようという人にとっては、おおいにチャンスがめぐってくる可能性がある。

発行元は、執筆者らで設立した「電気本」という会社だ。「iPad」や「iPhone」向けに配信するというので、手に入れたばかりの「iPad」で見ることができそうだ。「AiR[エア]」は一般書籍40字×16行換算で334ページもあり、キャンペーン価格350円での発売である。最近の作家たちの新作がこの価格で読めるというのは、かなり安い。しかも、コンテンツも興味をそそる内容である。

因みに、こんなコンテンツとなっている。
・巻頭グラフ「横山裕一、豊潤の世界」
・小説「デビルマン魔王再誕」永井豪=原作/桜坂洋=小説/籬讒贓=画
・評論「平安デジャブ──抱擁国家、日本の未来」前野隆司(慶應義塾大学大学院SDM研究科教授)
・小説「魔法」瀬名秀明=文/むらかわみちお=画
・エッセイ「背徳の食卓~“やっちゃいました”と言ってみたくて~」岡田有花(ITmedia News)=文・絵
・対談「歴史、政治体制、ロボットアニメ」本郷和人(東京大学史料編纂所准教授)
・評論「『電子書籍が儲からない』は嘘である」中村祐介(エヌプラス代表)
・エッセイ「IT革命と相撲」カレー沢薫=文・漫画
・ノンフィクション「1969 バブル世代に生まれて」堀田純司

「iPad」で何をやるかといったら、やはり電子書籍の利用が一番興味がある。新作本を手軽に刊行できるようになると、今までの出版形態が大きく変わるだろう。本屋の販売形態も今までとは違った形になってくるかもしれない。そういった意味でも「電子書籍」時代の本格的幕開けになったといえるニュースである。


詳細はこちらから
http://electricbook.co.jp/



今日は暑かった

2010-06-16 22:56:08 | 呟き
6月13日に、東海地方が梅雨入りしたらしいが、
今日は午前中からぐんぐん気温が上がり暑かった。

湿度が高い上に、気温が上がったのでムシムシして気持ち悪いくらいだった。
家に帰ると締め切った部屋がたまらなく暑い。
窓を全開して、風を入れたらだいぶ過ごしやすくなった。

数日前に買ったスイカが冷えて美味しい。こんな日は、スイカが一番である。
今日は、梅雨の合間の晴れ間だが、明後日辺りからジメジメとした天気になるらしい。
梅雨だから雨は仕方ないが、出かける予定がある日は晴れてほしいものだ。
今年の梅雨は、いつ明けるのかな~。

サッカーワールドカップ日本初勝利おめでとう

2010-06-15 19:50:32 | スポーツ
昨日の夜は、みなさん遅くまで起きていたようだ。サッカーワールドカップ「日本対カメルーン」戦が夜11時から始まり、終了まで見ていた人が多く、関東地区の瞬間最高視聴率は、試合終了直前の49.1%。関西地区では、前半終了直後の45.3%と最高の視聴率だったそうである。すごいものだ。俄サッカーファンがこの時ばかりは増殖している。

丁度、昨日は深夜の仕事が入り家に帰ってきてテレビを見たら、既に得点が入り日本がリードしていた。日本代表は前半39分の本田圭佑の得点を守りきって1対0で勝利を収めた。日本は海外でのワールドカップ初勝利で、歴史的な1勝となり、初戦で勝ち点3を得たのも初めてである。残念ながらリアルタイムでゴールシーンを見ることができなかったが、その後VTRでのゴールシーンを何度も見た。練習試合では、一勝もできずダメかなと思っていたのが、本戦での勝利は素晴らしい。まだ、強豪のオランダ、デンマークが控えており、簡単に勝てる相手ではないと思うが、頑張って欲しいものだ。

ところで、テレビから聞こえてくる「ハエの大群が襲ってきたような音」は何とかならないものか。南アフリカの民族楽器ブブゼラの音だそうだが、うるさい音である。テレビをつけていると何か聞こえてくるので気になっていたのだが、ワールドカップの中継の時、聞こえてくるとわかった。観客が難聴になる可能性も指摘されており、選手や監督の声を聞き取ることが出来ないらしい。FIFAが許可したので、やめさせることは出来ないようだが、日本チームはこの騒音の中でよく頑張ったと感心する。しばらくは、テレビのサッカー中継の時は、この音が鳴り止むことはないだろう。


小惑星探査機「はやぶさ」のカプセル無事回収

2010-06-14 23:38:53 | サイエンス
宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ」が13日夜、7年に及ぶ旅を終え、地球に帰還したそうだ。飛行した距離は、地球―太陽間の40倍にあたる60億キロ、満身創痍の奇跡の帰還である。機体は大気圏突入で燃え尽きたが、突入前に分離した耐熱カプセルは、オーストラリアの砂漠に着地した。着地点周辺はアボリジニの「聖地」にあたり現地の了解を得て無事回収できたとのことである。

この「はやぶさ」は、燃料漏れで制御不能になったり通信も途絶したりして一時は失敗に終わったかもしれないと思われたのだが、奇跡的に復旧し、劣化の激しい電池やエンジンでぎりぎりの運用が功を奏し、見事地球に帰還したのである。そして、小惑星「イトカワ」の砂を採取するというミッションを何とか成功させた可能性があり、回収したカプセルの中身の確認が期待されるところだ。

はやぶさは、月以外の天体に着陸して帰還した人類初の探査機となり、カプセル内には、小惑星の砂が入っている可能性がある。小惑星の砂や石は、太陽系の初期の状態をとどめている貴重な試料として、世界の研究者の期待を集めているそうである。このところ、日本の宇宙開発がすごい成果を挙げている印象が強い。金星探査機「あかつき」や「イカロス」も順調に飛行しているようであり、日本の宇宙技術の高さを世界に示したニュースとして嬉しい限りだ。

第1回「千葉山トレイルマラニック」

2010-06-13 23:13:19 | マラソン
今日は、ヒロボーさん呼びかけの「千葉山トレイルマラニック」に参加してきた。東海道線の島田駅がスタートである。JR島田駅を降り立つと、コンコースには大勢のランナーが集まっていた。今回は、予想外に大勢のランナーが集まり50人以上になったそうだ。まずは、支度しながらヒロボーさんのコース説明を聞いた。

その後、駅前に集合して、お決まりの集合写真を撮る。50人もいるとなかなか写真を撮るのも大変である。カメラも何台も出てきた。もちろん私もカメラを出して、ブログ用に撮ってもらう。

9時30分に駅前をスタートする。街中をしばらく走ると、やがて緑豊かな田園地帯に入る。

4キロほど走ると、昔の代官だった長谷川家長屋門を通る。木造かやぶきの長屋門は見事なので早速寄り道する。咲き出した花ショウブの前で記念写真だ。

そしてしばらく進むと、本格的なトレイルコースになる尾川丁仏参道の入り口に着く。

この山道は千葉山智満寺への参道で一町ごとに観音像の石仏が道しるべとして建てられており、智満寺まではこの石仏を目印に進む。途中には縁結びの杉もあって、参加者との縁をさらに結び付けようと杉の前で写真を撮る。

丁仏が幾つあるか数えましょうということで、気にしながら走る。最終的には三十三まで建てられていた。尾川丁仏参道の終点は、千葉山智満寺である。まずは、門前前の茶屋で早い昼飯にする。

たくさんのランナーがまとまって来たので、お茶屋さんも大忙しだったようだ。とろろそばとビールを頂いて一服してから智満寺に向かう。

智満寺は石段を何段も上がっていかなければならない。

智満寺の本殿は、りっぱなカヤブキの屋根である。なかなか歴史を感じさせる建物である。

さて、智満寺からさらに登ると千葉山の山頂と有名な「千葉山の十本杉」がある。今回のマラニックのテーマとして、この十本杉をすべて見て回ろうということがメインなので巨大な十本の杉を探し回りながら山を歩く。

数本の杉の巨木をみたあと、突然千葉山の山頂に着いた。標高496mの山頂を示す看板があった。周りの展望はまったくなく、杉林のなかにぽっと出てきた山頂であった。

その後も、「大杉」

「一本杉」などの巨大杉を見つける。

これら十本の杉は他の杉を圧倒して大きい。樹齢千年前後といわれ国の天然記念物になっている。見上げると、枝が縦横に広がり長い時代を生きてきた樹であることを見せ付けてくれた。

十本杉を全て見つけると、次のコースに入っていく。つり橋を渡ると、

ペンション「どうだん」がある。ここから、どうだん原を通り、柏原という場所までアップダウンの山道をひたすら走る。柏原に到着すると、エイドが開かれていた。ボランティアの女性たちが山道を何度も往復して、重たいビールやジュースを運んできてくれていたのだ。展望の良い柏原で、大井川の流れを見ながら冷たいビールで一息つく。

その後、一旦もと来た道を戻る。途中で分岐があり、ゴールの「伊太和里の湯」まであと僅かとなった。あとはひたすら下るだけである。途中には、見事な竹林もある。

ハイキングコースが終わると舗装道路に出る。盛土の上まで出ると、すぐ先に「伊太和里の湯」の建物が見えた。最後の坂を上りきると、ゴールボランティアの方が見えた。

ゴールボランティアはいつも応援に来てくれるOさんとKさんだった。二人と一緒に写真を撮って温泉に直行した。

あとは、例によって島田駅前まで向かい駅前の居酒屋で懇親会となった。懇親会にも30名以上も集まり大いに盛り上がって解散。マラニック中はもっていた天気だが、帰りには雨がぽつぽつ降り出していた。ただ、みんなの行いが良かったせいか傘を差したりカッパを着るまでにはならなかったのがラッキーであった。

ipad手に入れました

2010-06-12 22:24:54 | パソコン
一週間前に予約したipadが届いたとの連絡が電気店からあって早速受け取りに行ってきた。Wi-Hiの64GBのモデルだ。3Gタイプは、ソフトバンクと契約するつもりがなかったのでやめた。家の中では、無線LANの電波が飛んでいるのでWi-Hiで充分だし、屋外ではe-mobileのポケットWi-Hiで電波を受信できるのでWi-Hiのみのモデルで充分だった。

早速、パソコンに接続してiPadの電源を入れる。iTuneが起動して、初期設定がはじまり、写真や音楽、ビデオなどの同期が始まる。これが終わるとWi-Hiの設定を行なう。無線LANの電波をしっかり拾っていた。LANのKEYナンバーを入力すると、見事に接続完了だ。これで、インターネットは簡単に繋がった。

そして、メールの設定は、Gmailのアカウントを登録する。Gmailの接続も無事完了しネットとメール環境は完全に整った。あとは、無料のアプリをいくつかダウンロードする。天気予報、電子書籍、ニュース、ゲーム等である。

とにかく、普通のパソコンよりはずっと簡単に設定が出来る。ずっと手に持っているのは辛いが、テーブルに置いて使うぶんには楽である。また。インターネットをしたりメールをチェックするだけならパソコンを使う必要もなさそうだ。これからは、旅行先に持って行ったりして気軽にブログの更新も出来そうである。しばらくipadで遊んでみるつもりだ。


位田隆久(いんでんたかひさ)さん「天の眼と共感」

2010-06-11 22:31:13 | 社会人大学
今年2回目の社会人大学講師は位田隆久さん。プロフィールは、1949年兵庫県生まれで、報徳学園中・高の校長を7年勤めたのちライフハーモニー教育研究所を設立し現在に至る。報徳学園といえば、高校野球で有名だが、実は二宮尊徳の報徳教育を根幹にした学園でもある。

最初の話が、まず二宮尊徳翁「報徳訓」の話だった。二宮尊徳翁が百八文字の漢字で表した人生訓である。漢字だけ読むとお経を読んでいるようだが、接続詞をいれれば意味が通じる。一部を紹介しておこう。
「父母の根元は天地の令命に在り」
「身体の根元は父母の生育に在り」
「身命の長養は衣食住の三つに在り」…
「年々歳々報徳を忘るべからず」等12の訓がある。

こんな話が、1時間以上も続くのはきついなと思ったが、位田さんも心得たもので、さらっと流し、あとは漫才を聞いているような笑いが絶えない講演となった。この先生は、話し出すと止まらないようで、どこでも講演時間が超過してしまうようだ。今回も、予定終了時間を30分も超過する話となったが、時間を忘れさせるくらい楽しく為になる話だった。

笑える話をいくつか挙げてみる。
・妻という字をうっかり毒と書いてしまい、奥さんにしかられた。
・「よく寝た人ほど、拍手をする」 これを聞いたら拍手は控えめにしたほうがいいかも。
・女子大生の会話。「○○がうまく行くよう、草葉の陰で祈ってるわ」 草葉の陰ってあの世のことだよね。あんたは、死人か!
・「人の噂も四十九日だよね」 四十九日は仏事で使う言葉で人の噂は七十五日である。
・男子生徒がチームの団結を祈って書いた漢字が「男尻」だった。
他にも、笑える川柳がいくつも出てきて大笑いだった。

そして、数年前、偽装事件が連発したが、その年の世相をもじったジョークが「アパマンションホテルに泊まって、不二家のケーキを食べながら、あるある大辞典を見て納豆を買って帰る。家では親がコムスンのお世話になり、娘はノバに通っている。お土産に戴いた白い恋人と赤福を食べ、夜はミートホープ社のコロッケ。・・・」である。うまくまとめたものだ。これも笑えたが当時はそれどこではなかった事態でもある。

為になった話。
「絆」という言葉がよく使われるが、「絆」とは(ほだし)とも読む。「情に絆(ほだ)されて」と(つなぎ止めるもの)として使ったりするが、強すぎると束縛されうっとうしいものでもある。絆はむしろ「間合い」と考えると分かりやすいという。間合いには、心理的・物理的な距離があり、夫婦においては「近づかず遠からず」の「間合い」が最も大切なことであるという。人間関係の基本中の基本は家庭である。そして、家庭は共感の場所でなければならない。共感のないところにコミュニケーションは生まれないのである。

「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」という言葉がある。何をするにも、いき過ぎになっていると、それがどんなに良いことでも、むしろ不足ぎみや、不満足な状態と変わらない。過度になってしまうようであれば、むしろ控え目にしている方がいいという意味だ。同様な意味で、徳川家康は「及ばざるは過ぎたるより勝れり!」という言葉を残している。多い事はそんなによくない。少し足りない位のほうが勝っているという。家康らしい言葉である。このくらい強い意味で過ぎたるを控えることが必要かもしれない。

そして、本日のテーマである「天の眼」について。かつての日本には、神仏に恥じない、先祖に恥じないという眼に見えないものに対して襟を正すという生き方があった。しかし、最近は人が見ていなければ何をしてもいいという人もいれば、人の目を気にしないで恥ずべきことをする人も増えてきた。天の眼があることを忘れてしまっている。人は、人が見ていない時にどうふるまうかが大事であると教えられた。