fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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児童文学ファンタジー大賞

2015年09月18日 | 日記
 小樽にある絵本児童文学研究センター主宰の児童文学ファンタジー大賞の今年の結果 が発表されました。奨励賞の方、おめでとうございました。

 残念ながら、今年も大賞はなしでした。
 第1回大賞が梨木香歩さんの『裏庭』(理論社)、第3回大賞が伊藤遊さんの『鬼の橋』(福音館書店)。その後今年の21回にいたるまで大賞が出ていません。厳しいです。この2作のレベルのものがこない限り、大賞は出さないのでしょう。
 なので、第15回において、佳作をいただけたことは、改めて光栄だと思います。
 受賞後、(出版しましょう)とも言っていただき今に至ってしまいましたが、ようやく形になりそうです。今年の授賞式のあたりかな。

こちらで、これまでのこの賞の受賞作などを見るできます。http://www.ehon-ej.com/info/?c=7 (ずーっと下の方へスクロールして)各回の詳細もドーンを開くと読むことができます。選考委員の先生たちのコメントは、そのまま第一級のファンタジー論として読むことができるほどのもの。前半では亡き河合隼雄さんのコメントがあります。

 それにしても、そろそろ「大賞が出た!」というニュースが聞きたいものです。というより、大賞となった作品を読みたい! 
 

  ほうき草

 ただ、ファンタジーを楽しめる世の中というのは、平和であってこそ。今、どうなのでしょうか。(このことについて、宮崎駿さんが述べていたことがあったのだけど、はっきりと言葉を思い出せません。見つけたらそのときに、また)