梅さんのかわら版.umelog

笛吹川フルーツ公園の紅葉

俳句から短歌へ

2021-08-25 21:54:20 | 俳句&短歌

この「風林火山」を見て、なるほどと感心した

「サイタ、サイタ、過去最多なる花びらの メダルの数と感染者数」  俵万智

これは、テレビのニュースで連日聞いた「最多」を日本勢のメダルなのか、
本日の感染者数なのか「嬉しいサイタと怖ろしいサイタが、
交互に咲き乱れる2週間あまりだった」という戸惑いを、表現したもの
                (山梨日日新聞)

俵万智さんは、今年、歌集「未来のサイズ」で詩歌文学館賞と
歌壇のグランプリ、迢空賞をダブル受賞している

短歌脳というか、見たこと感じたことがこんなにも上手く表現できるのだ
umeさんは、最近、ある講座で短歌を一首作るという宿題が出て、
初めて短歌に挑戦している…が
俳句脳になってしまった脳は、簡単には短歌が受け入れられない

≪社会的視点を自分の文体でどう歌えるのか≫
俵万智さんはこのことをずっと考えて作っているという
このサイタ、サイタの記事は、ものすごいヒントだと思う

違う分野を勉強するのは非常に刺激になる