題:宿題
1位才能アリ 瀧川鯉斗 歩きつつ噺の稽古月涼し
2位才能アリ 尾上右近 初秋や返し忘れしペンと恋
添削1 初秋や返さぬままのペンと恋
添削2 初秋や返せぬままのペンと恋
3位才能ナシ 犬山紙子 血は細く指先紙で夏醒める
添削 紙で切る指やその血に醒める夏
4位才能ナシ 安藤美姫 まばゆくは学びし瞳ひまわりや
添削 ひまわりの瞳まばゆし学ぶ日々
名人初段で現状維持 ◆森口瑤子
嘘ばかり綴る絵日記カンナ咲く
添削 カンナは緋なり 絵日記は噓ばかり
名人10段 現状維持- ◆村上健志(フルーツポンチ)
エンターキー中指で押し涼新た
永世名人37句で掲載ボツ ◆梅沢富美男
白秋や漢字ドリルに書く名前
添削 漢字ドリルに 白秋の 我が名記す
犬山紙子さん、いよいよ登場で、どんな句が出るか…
やっぱりというか、皆が思っていた通り今のところ才能は感じられない
まぁ、まぐれだったのだろう
俳句というのは、天才と言うのはあり得ない
これは皆そうだと思うが、例えば絵画がなら、
デッサンなど基本のことを学び、たくさん描いて、
それから、自分の個性を伸ばしていくのだ
ピカソだって、岡本太郎だって、そうなのだ
今回は、まぁ平凡な回だったかな~
添削について2点ほど
尾上右近の 初秋や返し忘れしペンと恋
添削1 初秋や返さぬままのペンと恋
添削2 初秋や返せぬままのペンと恋
この添削は、いいと思う
umeさんは、返せぬままの…が原句に近いかと思うし、いいと思う
俳句は作った後、推敲と言うのをする
大きな声で読んでみて、又、少し日を置いてもう一度チェックしてみる
そうすると、その時はいいと思っても、気づく点が多い
推敲は大事だ!!
梅沢永世名人の添削は
アッパレと言いうほかはない
時々、夏井先生の添削は、原句の方が分かりやすい…
というようなこともあるが、
これは、とてもいい句に生まれ変わった
「我が名記す」これがいい!!