梅が満開🌸
西病棟十階からの梅見かな 石崎京子
NHK俳句の一位の俳句は、コロナ禍を思わせる。
病棟から見る梅見は、コロナ感染症でなくても切ない。
梅は桜と違い華やかさはない。
寒さに耐え、健気に小さな蕾をつけ、真っ白な花を咲かせる。
コロナ禍も、今しばらく耐えなければならないだろう…
このところの大きなニュースは「女性蔑視」。
とにかく、森さんを辞めさせる迄徹底的に攻める…というような構図だ。
ニュースをみていると、関係ある人を片っ端から取材して意見を求め、
求められた人は、自分の本心というより、世間から言わされているという印象だ。
日本の長い歴史の中には、男性優位の時代があった。
umeさんが子供の時には、愛人(昔はお妾さんと言っていた)を何人も囲っている人がいた。
誰もそれを咎めもしないし、愛人もそれに甘んじていた。
長い時間をかけて意識を変えてきたが、まだ少しはそういった考え方が残っているだろう。
森さんの今回の発言の背景には、日本の歴史と言うのも一つにはある。
今、わいわい騒いでいる人も、
自分にそういった考えがあるから問題にしたのだと気づくべきだ。
会長辞任という晩節を汚してしまったことは、本当に残念だと思うが、
世間が女性蔑視に目を向け、自分は一体どうなんだろう…と
他山の石として考えていくことがいいのではないか…と思う。