今日の絵画教室は「グリザイユ画法」という、今までやったことのない描き方だった。
例によって先生の家の収穫物の野菜を描く。
南瓜はとてもきれいな色をしているし、さつま芋はとても立派だ。
グリザイユとはフランス語で「灰色」の意味で、その名の通り、
グレーの上にカラーをオーバーレイ等で重ねて作品を完成させる技法。
どんな技法かというと、最初に黒(グレー)で影や、陰影の濃淡を描いてしまい、
後で色を置いていくという方法のようだ。
上の写真二枚は、先生お手本。
先ず、下絵を鉛筆で描く。
次に、グレーの濃淡で色を付けるのだが、写真を撮りわすれたので、カラーを重ねたところの絵。
そして、ここからが先生の普通ではないやり方。
描いたそれぞれの野菜を切り抜く。
南瓜・さつま芋・蕪・とうがらし・チンゲン菜…
それを色紙に貼り付けて仕上がり。最後のこの配置が作品の良しあしを決める。
もう何年にもなるので、それぞれの絵の特徴が分かるようになった。
几帳面な人・色を丁寧に描く人・大胆な人
umeさんは、せっかちなのであまり時間をかけず一気に描く。
今日は、色塗りが上手くいった。