一度読んで気になっていた新聞記事
3月28日に毎日新聞に載っていた
<黒人伝統の髪形は校則違反? 隔離された卒業生「返事もできず」>
という見出しでネットにも載っている
これを読んだ時、又かと思った
学校現場は、異常だ
この記事は、高校3年の男子生徒が、髪形を理由に卒業生用の席に着席することを認められず、
二階席に座らされて、返事もできなかったということだ
こういった出来事は、表にはで難い
umeさんは、この出来事を掴んで、記事にする記者がいることにまず拍手をおくりたい
学校側としては、「髪型の校則違反」だからでお終わる出来事だったはずだ
だが、記者が問題としたのは、その髪型のルーツなのだ
米国籍の父親を持ち、そのの黒人文化の伝統的な髪を編み込む形
本人にすれば、自分の人権を否定されたと思うだろう
こうして新聞の記事になり、学校側も配慮の無さに気づくだろう
次の日の新聞には、教育委員会が記者会見して、
髪型についてはあいまいな答えをしたが、返事をさせなかったことについては
配慮が足りなかったと認めたようだ
やっぱり新聞の力は強いナと思う
この生徒にとって、一人でも認めてくれる人がいたことは、
これからの人生も違ってくるだろう
この記事は幸長由子記者の署名入りだった
これからも新聞記事に期待したい