梅さんのかわら版.umelog

笛吹市 シャインマスカット

プレバト俳句~アウトドアのカレー

2023-08-26 00:33:36 | プレバト俳句

秋晴や焦げ石に米粒一つ  北山宏光(Kis-My-Ft2)

題:アウトドアのカレー

1位71点(才能アリ) えなこ
   残暑の夜誰も洗わぬカレー鍋
2位70点(才能アリ) 武田真治
   青空の炊事遠足しゃばカレー
3位70 IKKO(才能アリ)
   寸胴に溶かすカレー粉秋の蝉
添削 秋の蝉寸胴鍋へカレールー
4位10点(才能ナシ) 荒川(エルフ)
   秋涼し銀に口紅底フィルム
添削 秋涼しカレーのための銀の匙


1ランク昇格  ◆北山宏光(Kis-My-Ft2)
   秋晴や焦げ石に米粒一つ

永世名人掲載決定  ◆千原ジュニア
   山雀(やまがら)の高音竹皿のカレー

特別永世名人お見事  ◆梅沢富美男
   芋煮ゆる紙の器の頼りなく

今回は一般挑戦者の上位3人は同点で才能有り
3人とも兼題に忠実に、真面目に作っていて好感が持てる
4位の10点作品は、初心者はみんなこんなものだという見本みたいなもの
何か難しく作らなければという気持ちがこういう俳句となる
~~~~~
今日は、8月12日に書いたumeさん句会とは違う句会の話を少し…
兼題は「葡萄」だった

ここら辺は、桃、葡萄日本一の地域で、
句会の会員も農家が多く、葡萄とは深いかかわりがある
白露の主宰だった廣瀬直人先生は、家の前の畑で葡萄を作っていた
そして、葡萄の句を多く作っている
果たしてどんな句が出てくるのかumeさんも期待していたが、
主宰の井上先生も大いに期待していたようだ

そしてふたを開けてみると、思った以上にその期待に応える句が出て来た
一番点の入った句で井上先生特選句は、
葡萄が熟れる頃になると、夜ごと葡萄棚が撓っていくという句
「そう思えるということでしょう」という主宰に対し
「いいえ、本当に撓うんです」と2.3人から声が…
これこそ、地元の葡萄農家だからこその句だなぁと思う

鳥がホバリングして、葡萄を食べにくるとか
葡萄の蔓が伸びて目をついてくるとか
一筆添えて葡萄を贈るとか
生産者ならではの句に溢れていた
いろいろ話が聞けて、本当に楽しい句会だった

色惜しみつつ夜明けつつ黒葡萄 廣瀬直人 
山腹のいづこも暑し黒葡萄  廣瀬直人
真つ青な葡萄の房の垂れはじむ  廣瀬直人
葡萄食ふ一語一語の如くにて 中村草田男




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