たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

天狗山・高戸谷山・吹割の滝(12/5)

2010年12月11日 | 登山
駐車場(0.30)旧登山口(0.10)稜線(0.50)新道合流地点(0.20)天狗山(0.15)高戸谷山(0/40)新登山口(0.15)駐車場

「車道がかなり上まで延びたので下から登る人は今、見ないねェ
       登れない事は無いだろうけど、かなりの藪漕ぎになると思うよ」
登る前、得た村の人の情報です。
舗装路を歩いて民家の最上部まで行くと
途中、上に向かっている薄い踏み後を竹林の脇に見つけました。
およそ20分、ジメッとした杉林の斜面を登り車道に出た所でそのまま右の尾根に入り
緩く登って行くと踏み後が徐々に不鮮明になり
傾斜がきつくなる手前でついに消えてしまいました。

派生する尾根が無い山なので稜線を目の隅に置いて、ともかく上を目指せばそれで良し
と枯葉で滑る斜面を立ち木につかまりながら体をずり上げます。



およそ40分
「オッ!登山道が横切ってる!」
どうやら新しく整備された登山道に合流した様です。
ここで一端くだり連続する鎖に助けられて一気に天狗山に到着しました。
しばし展望(皇海山や赤城山等等)を楽しんだあと
一つピークを超えた先の高戸谷山に足を延ばしました。
展望は有りませんが、すっかり葉を落とした木々から差し込む日差しが柔らかく心地よい山頂です。
帰路は整備された登山道を忠実に辿り新登山口に直行。

さて、時刻は未だ1時を回ったばかり
昼食も中途半端でしたので吹割の滝を眺めながら食べましょうと
冬季進入禁止を無視して観瀑台のある遊歩道に入りました。
滝をかなり高巻いているので長い階段登りは大変でしたが上から眺める滝は初めてでしたし
それよりも猿やカモシカの遭遇に疲れも吹き飛びます。



三つの観瀑台を経て竜宮伝説の有る浮島に降り立ち
コンクリートで固めた遊歩道を進めば吹割の滝は目の前でした。