たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

虚空蔵山(上塩尻)と温泉

2012年01月18日 | 登山
1月16日(月)
暮に計画して果たせなかった「温泉と山登り」の一日目、今日は虚空蔵山を登ります
                         コース⇒兎峰経由で登り反対側の尾根を下る馬蹄形のルート
                         タイム⇒登り1時間55分 下り⇒2時間45分




8時20分入山

先ずは養蚕の神様を祀る座摩(ざますり)神社を経て尾根上の23番鉄塔を目指しますが

先ず先ずの日和に早くも額に汗が滲みます



オッ、絹でも最高級品となる天蚕を4ヶ見っけ





気持ち良い稜線歩きも僅かで前方に兎峰を見るとロープを頼りの急坂が暫く続きます





折角なので兎峰に寄ってみる事に

狭い岩峰に立つと上田市街地とゆったり流れる千曲川

そして遠く蓼科や美ヶ原の山々が薄く浮かんでいました

キャッ、サムヒョウ{{}}  振り向けば霧氷に覆われた山頂が・・・

下りは要注意、ここでアイゼンを装着です





遂に兎峰から見上げた虚空蔵山頂に10時50分到着









できたら下山後、冠着山へと思っていましたが、この景色の余りの美しさに

そちらは、どうでもいいかと・・・



山桜の木にしがみ付く様にエビの尻尾の赤ちゃんが



上田市の天然記念物の「なんじゃもんじゃの木(一ッ葉たご)」

我家のナンジャモンジャは2年前に一度開花しましたが幼木のせいか今年は花を見せませんでした


さて、景色を思う存分堪能し小さな石の祠に祀られる虚空蔵様をお詣りし11時50分、腰を上げます









下りのコースは15センチほどの積雪に登りよりはるかに険しい急斜面を鳥小屋山の鞍部まで

下りますがロープが設置されてはいるものの雪を被った岩は良く滑り気が抜けません





腕と腰と腿の筋肉が悲鳴をあげたこの下りが終われば今度はこの登り

登り上げた先に待っていたものは



鳥小屋山に可愛らしいと言おうか、でもよ~く見るとチョット背筋が寒くなりそうなお地蔵さん

「ねェお姉ちゃん(では有りませんが敢えて)一緒に遊ばない?」って声が聞こえてきそうな

一人だったらチョット怖かったかな?



またまた急下降、エ~イ、キックステップは面倒だ。シリセードで言っちゃえ・・っと





次の峰、陣馬鳥越山からは峰を挟んで千曲市方面と上田市の景色が足を引き留めました

すると、そこへ一人の女性が

「マラソンをしていたら登山口が有ったので来てしまいました。鳥小屋山まで行って戻ろうと思います・・

この下ですか?雪は未だ有りますよ」

足元を見ればランニングシューズ。これはこれは恐れ入りました



15分ほどで要約、雪が消え左に大きく巻いて26番鉄塔を過ぎた辺りから

落ち葉に足を取られながら再び急下降

おまけに道は不明瞭ときています



持参の案内図に「両斜面から落ちた石がゴロゴロ」と有るのでどうやら間違ってはいなそうです



山中の虚空蔵神社に出てイヨイヨ間違いでない事を確信

チョチョ・・ット、アレは???

「狸?いや違う、猪だ」

慌ててカメラを取り出しますがピントを合わせている内に・・あァ残念・・・



車の音が大分近づいて行きついた場所は上塩尻神社の境内でした





この辺り何で栄えたのか構えが立派なお屋敷が点在しています

そんな家々を見ながら3時15分、無事 我が車の待つ場所に戻り

上山田温泉の円山荘(まるさんそうの円は国構えに員ですが当てはまる字が無く円にしました)に山靴を脱ぎました