夕日の悪戯

昨日、今日と群馬は真夏日となりました

と言っても爽やかな風が入るので暑苦しさは全く感じられない梅雨の晴れ間

庭仕事、床磨きをこなし十分の汗を風呂で流し今日も暮れ行く西の空を眺めました

榛名の山に沈もうとする夕日がくれた贈り物とでも言いましょうか

障子はボンヤリと紅く染まり、網戸を通した木の間越しの光に強烈さは霞みます

まるで宝石を散りばめた様な幾つもの紅い玉

しかし、これほど美しい宝石が有ったでしょうか

そして最後に残した夕日の悪戯

それは束の間の芸術でしたが墨絵調の襖絵を見事なまでに描き変えたのです

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