各地で猛暑を記録した27日、奥栗山渓谷に涼を求めました
ん?これは?鏑川支流に立つ竹
近くで墓の草刈りをして居た人に訪ねると
「中学までしか此処に居なかったので良く分らねえですが水にかかわる物らしいよ」
でも氾濫や渇水を願うものでも無いらしい
これから向かう渓谷に竜神の滝が有るので形からして竜神様でも祀っているのでしょうか
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清流荘を過ぎバーベキュー広場を右にみる辺りから道はダートになりますが左程荒れてはいません
車一台分の狭い林道を数分、どん詰まりが そのまま駐車場です
林道脇には夏の代表花、山百合が存在感たっぷりで咲いていました
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9時45分、久し振りに山靴の感触を味わいます
木橋を渡りいよいよ渓谷に踏み入ると・・これはいい
何とヒンヤリした空気
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小滝が連続し辺りは水の落ちる音だけが支配する世界となりますが此処では騒音ではなく心地よい響きです
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低山のこの時期は花が少ないですね
地味な花ばかりが目立ちます
でもむせ返るような緑に果ては有りません
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ヒンヤリしていても結構なアップダウン、全身汗まみれになりながら およそ30分「三段の滝」に着きました
苔むした岩肌と白い飛沫をあげて流れ落ちる水のコントラスト、湿気の多い日本だからこその渓谷美です
フフ、カタツムリの悪戯? なかなか前衛的なセンスをお持ちですねぇ
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名付けて貰えなかった滝には記念して「高雄の滝」とでも・・・
その滝を上から見れば
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周囲には、こんな花が咲いていました(ヤマアジサイ・キツリフネ)
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ここは慎重に岩をへつり、ざれた山肌をトラバースし三段のハシゴを登り・・・
骨折がトラウマとなり腰が引けますが、まぁ後二つ三つ登れば元に戻ってくれるでしょう
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(梯子の手前の倒木から幾つもの子供が芽生えていました。見えますか?)
これは?氷室でしょうか?
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さて今回の大出し物「竜神の滝」・・っとその前にこんな滝も
(竜神の滝は川の中に入らなければ全姿を映し出す事ができず取り敢えず左面のみ)
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人が踏み込める渓谷もここまで
この後は川を渡渉して見晴らし台に向かいます
20分ほど急登して着いた見晴らし台ですが開けた場所を想像していたのに座る事もままならない狭い空間
北に妙義山が淡く見えるだけでした
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右の踏み跡は稲含山に続いている模様 (標識なし)
見晴らし台にリュックをデポし少しばかり行ってみましたが岩に阻まれ右往左往
無理はよそうと引き換えし栗山荘(現在廃業)方面に歩を向ける事40分余り
渓谷を大きく高まき林道をショートカットしながら下っていくと下に我が家の車の屋根が
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ベニテングダケ
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イグチ科のキノコ
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ヒグラシ?
時刻は12時15分
渓谷に少し戻った所に恰好な岩を見つけそこで昼食タイムとしました
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川に来ると童心に返るのか石をどかして生き物が居ないか探すのが常の雄さん
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時に優しく岩床をなめ 時に躍動感たっぷりに流れゆく水
小滝を前にして、ふと宮城道雄先生の「水の変態」の一節が頭をよぎるのでした
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